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首席魔王の召喚獣は最弱の種族  作者: 成れの果て
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発見

「ご主人様!右からアンデッドの群れが向かってきます!」


「おいレクス!何考えてんだよお前は!?」


ガリムの悲鳴を聞き流しながら押し寄せるアンデッドたちに向かって魔法を放つレクス。殆どのアンデッドはレクスが放つ魔法にその身をバラバラにされ、そうならなかった者は廃屋に叩き付けられて動くことは無かった。


「何って、言ったでしょう?全て倒してしまえばあとは冒険者を探すだけで済むんですから。」


涼しい顔で言い退けるレクスと誇らしげなアルトにガリムは何も言い返せなくなってしまった。


「それにしても冒険者達はどこまで進んだのでしょうか?」


「確かに、進んで引き返しているならこの辺にいてもおかしくは無いんだがな。」


「俺のゴブリン達はまだ冒険者を見つけてないみたいだぞ。」


戦闘、というより一方的な蹂躙を終えた一行はさらに先に進むことになる。何度かアンデッドの群れをなぎ払いながら先に進んでいた。


入口と城までおよそ中間辺りを歩いていると突然声をかけられた。


「おい!お前らもしかして救援の冒険者か!?助かったぜ!」


声の主は先に侵入した冒険者のリーダーだった。彼の後ろには仲間が二人おり、弱っているがすぐ命に関わるようなことは無さそうであった。


「ピリンキから派遣された魔王レクスです。このダンジョンから出ましょう。動けますか?」


「ああ、もちろんだ。おい、お前ら助かったぞ!」


冒険者達は喜びを露わにして立ち上がった。心無しか見つけた時よりも顔色が良くなっており移動する分には問題なさそうだ。


「しかし、ガリム先輩の索敵は人を探すのに向いてないようですね。」


「まあダンジョンでゴブリンを見たら倒すか隠れるかのどっちかだよな......」


項垂れるガリムを放って冒険者たちに向き直るレクスは全員を先導するために歩き出した。

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