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首席魔王の召喚獣は最弱の種族  作者: 成れの果て
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観客

「この勝負、魔王レクス様の勝利です!!」


「「「うおおおおぉ!!!!」」」


アルトの魔法でゴブリンロードが焼き尽くされた後に魔王ガリムの降参によって決闘の幕は降りた。水晶によって戦闘を観ていた観衆はドルムルの宣言に大声で応え、両魔王の健闘を讃えていた。


「さすがレクスだな!一時はどうなるかと思ったが、なかなか見応えのある決闘だったぞ!」


「あの程度の魔物に苦戦しているようじゃ私には遠く及ばないけどね。あんたの口車に乗って来るだけの価値はあったわ。いい退屈しのぎにはなったし。」


魔王の決闘を観ていたのはピリンキの住人だけでは無かった。噂を聞いたイグ二がこの場にミリアを呼んでいたのである。


イグニは魔王同士の戦いに興味があり、ミリアは気分転換にでもなれば儲けもの程度の気持ちでこの場にいた。二人から見てアルトはそれぞれの守護獣よりも劣って見えたが無限に思えるほど増えるスライムとアルト自身も分裂したことには目を見張った。


「それじゃあ私はそろそろ帰るわね。これ以上この街にいても見られる物は無さそうだし。」


「もう帰るのか?久しぶりにレクスと話していけよ。お前らは仲がいいだろう?」


「仲良くなんか無いわよ!」


イグニの言葉に気分を害したのかミリアは即座にその場を後にした。イグニはレクスと話したいと思いもう少し滞在しようと考え、宿を探すために歩き出した。

久しぶりの投稿になってしまいすみません

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