かわいらしい少女との再開
こんにちは〜(小声)
みなさん、お元気ですか〜?
気づいたら修正面倒くさくて最近全然修正していない作者です。
「ではお話を戻しますが、どのような商売形態をお考えでしょうか?」
「はい、俺は露店で商いを始めようと思っております。」
「承知いたしました。では、銀貨1枚を徴収いたします。」
「どうぞ」
「ありがたくいただきます。」
その直後に先程の買取の貨幣とともに持ってきた書類を取り出した。
「こちらにサインをお願いします。」
「は、はい。」
想像者で言語理解を習得して文字が読めるものの、俺が書いた文字も勝手に翻訳されるのか不安になった樹だったが、無事に自動翻訳されるようで、受け取ったエフィは特にリアクションや疑問も持たずに受領印を押した。
その瞬間、瞬く間に青白い光が輝き、樹はその幻想的な光景に驚き目を見開いた。
「これで完了です。1週間後にギルド証を取りにきてください。」
「すぐに発行出来ないんですね。」
「はい。冒険者ギルドと違い、商人ギルドは登録者の犯罪履歴がないかの調査をしたり、
各国ギルドの商人が載っているリストに付け加えたりしないといけませんから。」
「そうですか。」
「期待させてしまい、申し訳ございません。」
「いえいえ! 平気ですよ。エフィさんにはどうしようもないことですし、俺が勝手に即発行するって思ってただけですので。それと、色々調べるって聞いて俺、納得しましたから。」
「左様にございますか。そう言っていただけて心の荷が少しおりました。
また、イツキ様はこの町に着いたばかりに思えますが、すでにお泊まりになられる所は決まっておいでですか?」
「すみません、まだ決まってません。」
「左様ですか。では、このギルドをでてすぐに左に行き、2つ目の角を右に曲がって真っ直ぐに進むと"クマの宿"という宿屋があります。
ご飯が美味しいとの評判で、しかもその宿屋は格安なので人気もあり、オススメです。」
「ご親切にお得な情報までありがとうございます!」
「では、1週間後にお待ちしております。」
そう言ってエフィさんは俺に頭を下げて、外まで見送ってくれた。外はすっかり日が落ちて空が赤く染まっていた。
ギルドを出たあと、まず俺は宿屋に向かった。
先程エフィさんがオススメしたところだ。
「えっと、確かこの角を…………左だったか…………? ウ〜ン………」
頭を捻り過去の記憶を思い出しながら道の真ん中で立ち往生して唸った。
そこへてとてととかわいらしい靴音を鳴らし、近付く影。その正体は、ギルドに向かう途中で出会ったかわいらしい少女。見覚えのある樹を見て不用心にも近づいていく。
樹の背後で不思議な行動をしている樹に? を浮かべ首をかしげた。
「ねぇ、おにぃちゃんはなにしてるの?」
純粋無垢の声音に自分が変な行動をしているのに気づき、ビクッと体を震わせ驚いたあと、すぐに平常心に努めた。
「な、ナンデモナイヨ。」
傍から見れば完全に不審者に見える挙動をしていた樹は、下手くそな口笛を吹いて、誤魔化し下手か!自分は。という思考にとらわれたが、「そっかあ!」という成長したら見れぬであろう純粋な眩い笑みに心を浄化され、締りのない顔で背景にぽややんと花を生やして少女の笑みに釣られて穏やかに笑った。
「それで、どうしたの?」
「おにぃちゃんをみつけたから、声かけたの!」
「そっかそっかぁ〜」
「あたち、フローラ! フローラ・フェリクスっていうの!よろしくね。」
「よろしく。俺は田中樹。いや、イツキ・タナカだよ。よろしくな!」
「うん! イツキおにぃちゃん。
あたち、いまもおはなもってきてるよー
だから、今回こそは買ってくれる?」
不安げな瞳の中に俺の姿が映る。
「もっちろん!俺もさっきとは違ってそれなりに持ってるぞー」
ふっふっふと悪どい笑みを浮かべ、貨幣が入っている革袋から銀貨1枚を取り出すとフローラが「おお〜!」とキラキラと輝く目で俺を見た。そのあと、フローラと同じ目線になるように屈んだ。
「さ〜て全部貰おうか。いくらになるんだ?」
「え〜っとね、えーと………これくらい!」
真剣な顔で両手を使って"1"と"2"を表した。
「んーんと、銀貨12枚?」
「ち、ちがうよ!
そんな大金もらえないよ!」
頭をブンブンと横に振り必死に違うと表現する。
「あたちがもらいたかったのは、銅貨12枚だよ!」
「ごめんごめん。俺、金銭感覚とかわかんなくて……教えてもらえるかな?」
「うん!もぅ、おにぃちゃんしっかりしなきゃメっ!なんだよ。」
「ふっふっふぅ。フローラせんせいがおしえてしんぜよー」
「ハハー」
「まずはじめにおにぃちゃんは、おかねの種類がいくつかあるの知ってる?」
「いや、知らないな。」
「もう!おかねはね、きんがく?がちいさい順に小銅貨、銅貨、小銀貨、銀貨、小金貨、金貨、白金貨、ミスリル金貨の……」
かわいらしい手でいち、にぃ、さん、し、と懸命に数えて「やっつ!」と元気よく言った。
俺は説明を聞きながら相槌を打ち、ミスリルという言葉を聞いて、おお!ミスリルだ!という異世界特有の金属と言えばミスリルというイメージがあるので、少し心躍ったのは内緒だ。
それと、先程の説明を整理すると、日本円で換算すればおそらくこんな感じだろう。
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小銅貨=1円
銅貨=10円
小銀貨=100円
銀貨=1000円
小金貨=1万円
金貨=10万円
白金貨=100万円
ミスリル金貨=1000万円
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「すると、さっきの買取で64,000円ほどか……
1日で手に入れるお金としては結構貰ってるな。
それと、登録料で銀貨1枚ってことは、1,000円か。数万とかじゃなくてお得だな。」
「ん?どうしたのおにぃちゃん?」
「ううん、なんでもないよ。ちょっと、さっきの買取価格がどれくらいなのか考えてたんだ。」
「そっかぁ!」
「教えてくれてありがとう。銀貨1枚あげるよ。
花代と合わせて、教えてもらったお礼。」
「いいの?ありがとう!」
「あと、もう少し聞きたいことがあるんだけど、いい?」
「うん!もちろんいいよ。」
「じゃあ、変なこと聞くかもしれないけど、この国の常識や1ヶ月の給料とか、俺は商売をする予定だから、よく使うものとか教えて欲しいんだ。ついでに図書館とかもあるか教えて欲しいな。」
「フローラにまかせて!」
あーとーがーきー
作者の!ひとことコーナーへようこそ!
今回は、突発でただの暇つぶしに作者が一言
(ひとことで収まるとは言ってない)
を書くだけの多分毒にも薬にもならないコーナー
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自分はなろうの作品読んでる時に、前書きや後書きに書かれている文章や作者さんのちょっとした呟きとか結構好きだったりします。
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