表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/70

週刊誌報道

新潮記事は、主観に基づく悪口満載

「デタラメ…虚言を弄する…欺く…偽り…罪深き…政治家として終わっている…独りよがりな自己アピール…声高に主張…実績のほとんどが中身のない代物…人としての信用を完全に失ってしまった…パワハラの責任…墓穴を掘った…ひきょうな手法…モンスター…自分のことしか頭にない…政治家には不向き」


新潮の主張内容は、嘘ばかり、

1)「改革推進とは名ばかり」として4項目を例示

天下り厳格化の対象は前知事派だけ ⇦ 前知事派以外の天下り容認事例を挙げていない

県立大の授業料無償化は偏った政策 ⇦ 奨学金負担が日本経済に及ぼす悪影響を軽視

知事の給与・退職金カットは「維新」の模倣 ⇦ 知事の給与・退職金カットは県政改革のシンボル。それを為す知事が古今東西何人居ると思ってるのか!

公用車センチュリーは殆ど使ってなかったのでリース費用とワンボックスカーの維持費は変わらない ⇦ 殆ど使わない公用車に係るリース費用こそ無駄の骨頂

2)公益通報者保護法が適用されない事例でも、疑惑対象者には、「犯人捜し」をしたり「告発」内容の是非を判断する権限が無い ⇦ 爾後に「告発」と称するようになった文書には知事以外の人々を誹謗中傷する内容が記載されており、文書の出所を突き止めて被害拡大を防ぐ緊急の必要が有った。

3)「議会解散や辞職の可能性」に関して前言を翻した ⇦ 事態の推移を無視した言いがかり。

4)議会を解散させる暴挙 ⇦ 地方自治法178条に明記されている権限を否定する無法者的暴論

5)出直し知事選には莫大な税金が投入される。再出馬するのは斎藤氏の勝手だが、自分のまいた種で、こうした事態になっているのは言うまでもない ⇦ 出直し知事選の原因は、マスコミ虚報と利権県会議員の横暴(この主張は「罪業転嫁」)。


新潮の注目すべき主張

前尼崎市長の稲村和美氏が、無所属で立候補する意向を固めたと報じられました。彼女はコメンテーターとして有名な前明石市長の泉房穂氏が味方についているともいわれており、彼の出方次第では一気に最有力候補者となる可能性があります ⇦ 稲村和美氏が最有力候補者となる可能性があるのは、泉房穂氏が味方に付いてるからではなくて、利権(しがらみ)層の期待を一身に背負ってるから。

〔新潮記事の要点〕

2024年10月15日

 兵庫県議会から不信任案を全会一致で可決され、失職、出直し選挙への再出馬を決めた斎藤元彦前知事。9月26日の会見で顔色一つ変えずご自分の主張を淡々と語っていたが、よくよく聞いてみると中身はデタラメばかり。彼がろうする三つの虚言を検証した。

 意図的に世の中を欺こうとしているのか、それとも、自覚がないまま偽りの言葉を発してしまうのか……。彼の心の中までは読めないが、いずれにせよ罪深き虚言を吐いていることは間違いない。

 パワハラ疑惑などを問題視され、斎藤氏への不信任案が全会一致で可決されたのは、9月19日のことだった。

「この人の考えていることは誰にも予想がつきませんからね。議会を解散させる暴挙に出るという見方もありましたが、結局、26日に会見を開き、30日に自動失職した後、出直し選挙に出ると表明しました」(県政担当記者)

 斎藤氏は失職すると、その日の朝から早速、地元神戸市のJR須磨駅前に立ち、街頭活動を始めた。

「本人的には選挙に向けたパフォーマンスのつもりなのでしょう。しかし、彼が政治家として終わっているのは誰の目にも明らかです。街頭活動でも謝罪の言葉はなく、依然として独りよがりな自己アピールをしています」(同)

 話を26日の会見に戻すと、彼はこの場で、一連の問題に対する考えや再出馬を決めた理由について語った。だが、つぶさに中身を検証すると、三つの虚言が明らかになるという。

 その一つ目は、会見の冒頭で訴えた自らの「実績」に関するもので、さる県関係者によれば、

「彼はかねて自らの正当性を主張する際、改革を推し進めた実績があると強調してきました。26日の会見でも、『65歳以上の県職員OBの天下り廃止』『県立大の授業料無償化』『知事の給与・退職金カット』『公用車センチュリーのリース見直し』などを挙げていた。しかし、これらは本当に実績と呼べるものだったのでしょうか」

 例えば、

「天下りの厳格化として、たしかに外郭団体に在籍していた65歳以上のOBを辞めさせましたが、天下りそのものは認めています。しかも、その数はわずか60人ほど。中には顧問など名ばかりの役職で、給料をもらっていない人も含まれていたようです。”本当の狙いは斎藤さんの前の知事派の排除だろう”と、県庁内では別の目的を指摘する声が大きかった政策でした」

 県立大の授業料を無償化したことについても、

「同大に進学する県内の高校卒業者の2%未満が恩恵を受けるばかりで、ほとんどの県民には関係ありません。考え方によっては偏った政策ともいえるでしょう。知事の給与カットも同じことで、維新が何とかの一つ覚えのように繰り返す”身を切る改革”に倣っただけです」

 つまり、斎藤前知事が実績だと主張しているのは、

「容易に達成が可能だけれども、キャッチーな言葉を用いて宣伝できるものばかり。すべて上っ面だけの中身がない政策です」

 その極め付きは、リース公用車をセンチュリーからワンボックスカーに変更したことだという。

「前々知事の井戸敏三さん(79)は在職中、県庁のすぐ近くに住んでいたので、特に朝はいつも歩いて登庁していました。一方の斎藤さんは県庁からもっと離れた場所に住んでおり、毎朝晩の送り迎えが必須でした」(同)

 その結果として、

「斎藤時代のほうが公用車にかかる人件費やガソリン代が増えていた。センチュリーをやめて7年間で約830万円の経費が浮くとのことでしたが、それはあくまでリース代に限った話。トータルで考えれば、経費はさほど安くなっていないそうです」(同)

 斎藤知事がこれまで声高に主張してきた実績のほとんどが、中身のない代物であったことについて報じた。これが一つ目の「虚言」である。

 二つ目の虚言は「告発者捜し」について“最善の対応だった”と言い切ったことである。

 斎藤氏は告発文書が出回るや否や、側近に命じて作成者を特定させた。文書を作成した県職員は強引な取り調べを受けた後、今年7月に自ら命を絶ってしまった。

 危機管理コンサルタントの田中辰巳氏はこう言う。

「文書の内容がどうであれ、そもそも、告発された知事自身が直接処理にあたってはいけない事案です。公益通報者保護法を持ち出すまでもなく、疑惑が持ち上がった張本人に、その白黒をジャッジする権利がないのは当然のこと。本当にやましい気持ちがないのなら、すぐさま第三者に委ねれば済む話でした。斎藤氏は危機管理の基本を理解していません」

 むしろ、

「“危機喚起”をしてしまったといえるでしょう。犯人捜しなんてすれば、火に油を注ぐだけだからです。さらに、告発者が亡くなってからもなお“最善の対応だった”と言い張っている彼は、もはや“人としての信用”を完全に失ってしまったと思います」

 そして、三つ目の虚言は「議会解散や辞職の可能性」に関して、前言を撤回したことだという。

「彼は不信任案が可決されてから度々、その後の対応を“しっかり考えていきたい”などと述べ、解散や辞職の可能性を匂わせていました。しかし、26日の会見で解散について“私の中では最初からなかった”と、本音を漏らしたのです」(県政担当記者)

 さらには、

「不信任案が可決されたことについて問われ、“果たして知事が職を辞すべきことなのかというのが根底にある”と、最初から辞職するつもりがなかった旨も述べました。つまり、彼は解散と辞職のいずれも考えておらず、自動失職するつもりだったということになります」

 パワハラの責任より改革のほうが大事と言いたいのだろう。

「まさに墓穴を掘ってしまったということでしょう。彼は進退に悩んでいるフリをして世間の関心を集め、会見の後で連続してテレビ出演を果たしました。出直し選挙に備えて主張を述べたかったのでしょうが、今やひきょうな手法だったと批判されています」(同)

 さて、11月17日に投開票が予定されている出直し選挙はどうなるか。

「前回、斎藤知事というモンスターを生み出してしまった維新の責任は重く、候補者の選定が難航しています。その一方で早くも前尼崎市長の稲村和美氏(51)が、無所属で立候補する意向を固めたと報じられました。彼女はコメンテーターとして有名な前明石市長の泉房穂氏(61)が味方についているともいわれており、彼の出方次第では一気に最有力候補者となる可能性があります」(県関係者)

 斎藤氏については、

「彼の虚言に疑問を抱かない一部の人が勝手連的に応援するかもしれませんが、まともな組織がつくことはありません。本人は一人でも選挙に臨むと息巻いていますが、厳しい戦いとなるでしょう」

 言うまでもなく、出直し知事選には莫大な税金が投入される。再出馬するのは斎藤氏の勝手だが、自分のまいた種で、こうした事態になっているのは言うまでもない。結局、彼は自分のことしか頭にない、政治家には不向きな人なのである。


2024.10.05 JBpress

 斎藤元彦・前知事の失職にともなう兵庫県知事選が10月31日告示、11月17日投開票に決まった。9月30日の失職から数日のうちに予想されていた候補者はほぼ出揃い、主要政党の方針も固まってきた。これまでになく全国の注目を集める知事選は、これまでにない混戦になりそうだ。そして、一足先に顔見せの「駅立ち」を始めた斎藤前知事の周囲では、自民・維新推薦の組織選挙だった前回とはまったく異なる支持層が生まれつつある。(以下、文中敬称略)

「お辞儀や話し方も信頼できる」駅立ちに駆けつけた支持者は擁護

 兵庫県議会の全会派・全議員から不信任決議を受け、自動失職して2日目の10月1日朝、前知事・斎藤元彦の姿は西宮市のJR甲子園口駅前にあった。ダークスーツで背筋をピンと伸ばし、「おはようございます…ありがとうございます」と通勤・通学客にひたすらお辞儀を繰り返す。

 その姿を遠巻きに撮影する報道各社の記者とカメラマン。それとは別にSNS発信などで斎藤をサポートするスタッフが5人ほどいる。3年前の前回選挙にも関わった神戸・阪神間の若手経営者らのほか、今回新たに加わった人もいるという。

 「たった一人、ゼロから出直し」と斎藤本人は強調するが、告発文書問題が連日報道されて知名度は高まり、批判を浴び続けたことで、逆に「応援したい」という声も出てきている。斎藤に声をかけ、握手を交わしていく人も少なくない。

 そのうちの2人に話を聞いた。まず22歳の男子学生。

 「(斎藤に対する)メディアの批判は過剰だし、百条委員会(県議会の文書問題調査特別委員会)も全部見たけど、報道と違うと感じるところもあった。県庁内でいろいろ(抵抗が)あったのかな、と。斎藤さんは若者・Z世代応援をかなりやってくれていた。評価するべきところは評価したい。3年前も投票した者として、ちゃんと最後まで追わないと、と思っています

 50代の主婦は、斎藤の活動を伝えるX(旧ツイッター)のアカウントで駅立ちの場所を知り、一言かけたくて神戸市内から電車で駆けつけた。

 「味方が一人もおらず、どれだけ誹謗中傷を浴びても真摯に対応されている。お辞儀や話し方などの所作からも信頼できる方だと思います。これまでは政治に興味がなく、斎藤知事が何をしたかも知らなかったけど、今回いろいろと学びました。やっぱり改革しようと思えば、抵抗勢力は必ず出てくるものだし、もう少し丁寧に進めればよかったのかな、と」

 前回知事選は別の候補者に入れたという。吉村洋文・大阪府知事が斎藤を応援するのを見て、「兵庫が大阪の言いなりになるイメージがあったから」。

 だが、一連の文書問題で認識が変わった。

 「百条委でも事実認定がまだだったり、本人が認めていなかったりするのに、報道も含めてとにかく批判しよう、早く辞めさせようと世論を誘導していた。86人の議員全員が不信任なんて、普通あり得ないでしょう。何か組織的な圧力がかかっているとしか思えない」

 斎藤一人が矢面に立ち、県議や記者たちから糾弾されている…知事という職責、告発文書への対応の誤り、あくまで自らの責任を認めない姿勢から生じた事態なのだが、百条委や記者会見の「見え方」が呼び起こす判官贔屓もあるのだろう、同様の意見を見聞きすることが増えた。

「涙の記者会見から明らかに空気が変わった」

 あるテレビ局の記者は、「涙の記者会見から明らかに世間の空気が変わった。知事がいじめられてかわいそうだという声が大きくなった」と振り返る。前回選挙で会派を割って自身を担いだ自民党県議らに対し、「申し訳ない」と涙を浮かべた9月11日の定例会見だ。

 失職・出直しを表明した同26日の記者会見で、決断の理由に挙げた高校生の手紙もそうだった。書いた本人が県庁で報道陣の取材に応じ、「テレビで見る知事の姿が苦しそうで、批判だけじゃなく応援している人もいると伝えたかった」と語っていた。

 私自身も兵庫県民だが、「知事はまだ若い。長い目で見守り、育ててやるべきだ…県庁の古いお役所体質が改革派の知事をいびり出したんだろう」といった擁護論を周囲で聞くことがある。

 Xでも「さいとう元彦がんばれ」などのハッシュタグを付けた投稿が連日トレンド入りしている。もっとも、これはネット工作の可能性が大だと指摘されているが。

 そうした声の根底には斎藤への同情とともに、公務員やマスコミなどの「既得権益」に対する不信と反感が根強くある。

 「マスコミは信じない。一次情報のXを信じる」とはっきり語る支持者もいる。議会やマスコミ批判のネット動画で注目を集め、東京都知事選で165万票を得て次点に入った石丸伸二や、その選挙スタッフがネット戦略を仕掛け、自民党総裁選で支持を広げたといわれる高市早苗を思わせる。あるいは、トランプ現象に象徴される「アメリカの分断」にも通じるような…。

 古い既得権益を象徴する県議会・県庁・マスコミ。そこへたった一人で闘いを挑む若き前知事。この構図を強調するところに、斎藤は勝機を見出しているように思える。

県議会には斎藤をあきらめきれない声も

 斎藤本人は何を争点にし、訴えたいのか。駅立ち終了後の囲み取材で聞くと、こう語った。

 「私としては、3年間やってきた改革を続けさせてほしい。県立大学の授業料無償化、若い世代への応援施策など、今まさに前へ進め始めたところなので、その流れを止めずに広げていくことが大事だ。そのためには行財政改革がこれからも必要だと訴えていきたい」

 だが、問われているのは「政策」ではなく、知事の「資質」だ。別の記者がそこを問うた。

 「文書問題で改善すべき点や学んだ点もある。県職員や県議会との信頼関係、コミュニケーションをどう再構築していくか。自分のやりたい施策の意図や意義をもっと丁寧に説明し、合意形成していくプロセスがもっともっと必要だったと反省している。今後はプロセスを大事にするということを県民の皆さまに伝えていきたい」

 基本的に従来のスタンスと変わらないが、こう語る斎藤をあきらめきれない声が、全会一致で不信任を突き付けた県議会の中にもある。前回選挙で斎藤を担いだ自民や維新の一部県議たちだ。そのうちの一人はこう主張する。

 県職員が2人亡くなったというけど、元県民局長の自殺の原因は懲戒処分への抗議ではなく、百条委で私的な情報が出されることへの抗議だった。阪神・オリックスのパレード担当課長も、県庁内ではなく、外部との調整で疲弊したと聞いている。だから、斎藤の行為が直接の原因ではないということや。百条委の調査もまだ終わってない。それなのに辞任への流れが性急に作られ、「県政が停滞」と言われたら自分も賛成せざるを得なかった。後押ししたマスコミの責任も大きいと思うで

最大会派・自民はいまだ候補者絞れず迷走

 斎藤への未練を残すこうした声もある中、維新県議団は2日、清水貴之・参院議員(兵庫選挙区)に出馬を要請した。清水は次期衆院選で、公明党が議席を持つ兵庫8区への鞍替えを予定していたが、「兵庫県を何とかしたい」と出馬の意向だ。

 一方の自民は迷走している。3日の県議団総会で、独自候補擁立や他党との一本化を断念し、自主投票とすることをいったんは決定した。現職・元職を含めて官僚や県幹部らに打診して軒並み断られ、支援要請のあった元経済産業省官僚の中村稔…灘中高出身で、兵庫県庁への出向経験もある…との面談も行ったが、県議団の意見がまとまらなかったからだ。

 ところが4日には一転。国会議員からの意見で“不戦敗”を撤回し、候補者探しを続けることになった。最大会派の自民は、百条委の設置、辞職申し入れ、そして不信任決議と、文書問題における斎藤の責任追及を主導してきた。「代わりの候補者を示さず、知事を辞職させただけでは、あまりに無責任だ」という声が党内に根強い。

 自民県議団には、先述した斎藤に未練を残す議員、中村を推す議員のほか、出馬意向を示している稲村和美・前尼崎市長を推す声もある。兵庫県議を2期7年、尼崎市長を3期12年務めた稲村は、一貫して政党に属さない「市民派」で通し、今回も市民が設立した政治団体から要請を受けて立候補する予定だ。

「市民派」の前尼崎市長、稲村は8日に出馬会見

 その政治姿勢のルーツには、1995年の阪神・淡路大震災で学生ボランティア団体を立ち上げて活動したことや、「市民派」尼崎市議から初の女性市長となった先代の白井文を支えた経験がある。

 大阪の維新旋風が兵庫にも及んでいた2022年の尼崎市長選では、市教育長だった元文科官僚の松本眞を後継指名して支援し、維新の対立候補を大差で退けた。維新への対抗策に苦慮していた大阪のある自民党市議は、その戦略を見て「維新に勝つには自民党より市民党だと確信した」と私に語っていた。

 また、稲村は斎藤の知事就任以前、大阪府財政課長だった当時から連絡を取り合っていた。私は今年8月、月刊誌「世界」のルポを書くため稲村にじっくり取材し、斎藤の人物像や兵庫県政の問題を聞いたが、その時点で既に次期知事選候補に名前が挙がっていた。その件にはもちろん「ノーコメント」だったが、来週10月8日には正式に出馬会見を開くことが決まった。

 斎藤、清水、中村、稲村に加え、共産党が推薦する医師の大澤芳清、元加西市長の中川暢三。そして…。「知事の資質」と「県政の再建」が問われる兵庫県知事選は現時点から混戦模様で、先々の波乱をも予測させる。 (松本 創)


2024.10.18 NEWSポストセブン

 知事による「パワハラ」や「おねだり」など様々な疑惑についての告発文書で大きく揺れた兵庫県政。11月17日に出直し知事選の投開票を迎える。10月31日の告示を前に、意外なかたちで支持が広がる「斎藤前知事現象」をレポートしたジャーナリストの赤石晋一郎氏による斎藤元彦・前兵庫県知事の独占インタビューを詳報する。


赤石)テレビで観る限りは「悪者」のイメージですが、今朝(10月11日)も三宮駅前(神戸市)での辻立ちには百人近くの人が集まっていた。9月30日付で失職した後、朝の辻立ちはどのくらいしていますか。

斎藤)失職した日からですので、9月末からスタートしました


赤石)ああいった形で失職して、今は直に県民の方と接する機会があって、その反応はどうですか。

斎藤)最初、JR須磨駅に立たせていただいたんですけど、その時はすごく緊張しましたね。というのは、やっぱりそれまではいろんな記者会見とかはありまして、厳しい質問もありましたけど、それはメディアの方とか議員の方との対峙ということでした。県民の多くの皆さんと直接接するということがなかったので、初めてそういった現場に立ったのがJR須磨駅で、朝の街頭がスタートでした。

 その時は確か、頷いてくれたりとか、そういった方もおられましたけど、そこまですごく強い反応ではなかったんですね。あとは厳しいことを言われる方も確かにおられました。やっぱり報道などを見て、これまでの対応とかも含めてよくないことをしたっていうようなコメントですね。「あかんことをしたらあかん」っていう感じの言葉ですかね


赤石)「人殺し」などと言われたこともあったとか。

斎藤)そういう感じでもなく…。やはり報道を見て、悪人と思われているところがあった。やはり私自身もよくなく、ハラスメントと疑われても仕方がないことをした。いわゆるハラスメントやおねだりをしたっていうような印象がすごく強かった報道だったと思うので、そういったなかで(県民の反応は)厳しいのかなっていうふうには思っていたんですけど。ただ、そこまでは…皆さん、最初の頃は様子を見ているという感じでしたね


赤石)今日の辻立ちを見ると、罵声のようなものはなかったように見えました。(聴衆の反応が)変わったという印象ですか。

斎藤)皆さん、なんとなく遠くで眺めておられるという感じでしたが、お手紙を持ってきていただいたりとか、そういう方が出てこられました。「あぁ、お手紙をいただいたりするんだ」と結構驚きましたね。中身も読ませていただいたら、本当に頑張ってほしいというような、すごく応援の言葉があって。今はもう(手紙は)数十通あります。

 Xとかでも事前にこういうところで(辻立ちを)やりますよと言ってる方がおられたり、私がやっているのを見て投稿する方もおられて、「それを見て電車を降りてきました」という方も出てきて、ちょっと反応が出てきたなと思いましたね


赤石)今日も手紙を持ってきた方がいたが、手紙をもらうことが多い?

斎藤)今日も5通いただきました。昨日も10通くらいいただいたので…。毎晩、帰ってからすべて目を通しています


赤石)出直し選挙に出馬するきっかけが、「高校生からの手紙」という話があった。パワハラなどのイメージがあるのに応援する人が本当にいるのかとも思われそうだが、実際にはどういった経緯でもらった手紙だったのか。

斎藤)定例の囲み取材を毎朝していまして、ある日それが終わってエレベーターに乗ろうとしたら高校生が近寄ってこられて、「頑張ってください」と手紙をいただいた。その高校生というのも、もちろん面識もないですし、どこの高校かも知らなかった。手紙には書いていましたけど。大変驚いて、読ませていただいたら、今回の問題が大きくクローズアップされるなかで私のこれまでやってきた仕事とか、そういったことを調べていた。その高校が、私が県立高校を応援したいということで行ったことがありますので、そこで見掛けたということだったと思います。

 具体的な政策として県立高校のトイレの改修や洋式化、教室や体育館のクーラーの設置、部活動の応援をやらせていただいた。令和2年度の私が就任する前の決算を見たら兵庫県の県立高校一校あたりの予算額が全国で46位だったんです。施設が古かったり、生徒の部活の道具がすごくボロボロで、OBの皆さんの寄付とかでやりくりをしているという状況だったんです。そういったことが高校生のほうにも届いているっていうことはすごく感じました


赤石)その手紙を読んで、出直し選挙に出る決意を固めたと?

斎藤)若い世代の方が今回の問題を機に、結果的に県政だったり政治に関心を持たれたということはすごく大事なことだと思います。それとやはり次世代を担う若者が応援してくれているっていうことは本当に私にとってすごい励みになりました。

 確かに出直しっていうのは、私は組織も政党もまったく応援がないので大変厳しい戦いだと思いますけど、それでもやっぱり挑戦したいというふうに思いましたね


赤石)実際に街頭に集まった聴衆の方々に話を聞くと、初めて政治に関心を持ったという人が結構いた。いまネットを中心に、新しい支持層が徐々に増えているようだが、それについてはどう感じているか。

斎藤)そこはすごく強く感じますね。今日も何人もの高校生とか大学生、社会人の方から、「今回生まれて初めて投票に行くと思います」と。「今回の問題をきっかけに自分自身がいわゆるメディアの報道に加えて色んなものを自分で調べたりして、政治にすごく関心が高まったんです」というふうに言ってくれる若者がすごく多いなと思いました。そういった方々が調べていくうちに、私が県立大学の授業料の無償化であったり、高校の支援や不妊治療の支援、それ以外にも若い世代を応援する政策をしっかりやっているっていうことを知ったり、あとは色んな行政改革をやってきたっていうことも知りましたということもよく言われますね


赤石)そうした支持する人たちは、主にネット世代やネットユーザーの方々が多い印象だった。

斎藤)そうですね。応援していただいているアカウントが増えているっていうのはすごく感じますね。駅立ちの様子とかも皆さんアップしていますし、そこも閲覧がすごく多いですし、私自身へのXのコメントも非常に好意的なものが増えていますね


赤石)斎藤氏を支援する人たちには「メディア不信」を抱いている人が多いのも特徴と感じた。

斎藤)メディアの報道について少し偏っているという指摘をされる方はすごく多いですね。そういう方はメディアリテラシーと言いますか、今のXなどのSNS世代は自分で物事を調べる力がすごく長けておられる方のような感じがしますね。それで調べていくうちに、「誤解がとけました」ということを昨日も言われました。SNSというのが悪い面としてとらえられていることも多いのですが、こういった一人で戦うという局面においては非常にプラスのほうに作用する、良い面もあるとうことは私自身すごく思いました


赤石)何がSNSでの斎藤氏の注目度につながっていると考えられるか。

斎藤)今回お手紙をたくさんいただいたりするなかで、辞職をせずに自分が信じている道を貫かせていただいていることに対する共感を書かれている方がすごく多いんです。シングルマザーの方であったり、子育てが大変だったり、病気をされていたり、お子さんが不登校気味になっているという方がおられたり。あとは受験されている方ですね。今日もたくさんおりましたけど、結構世の中ってしんどい思いとかつらい思いをされている方がすごく多いと思います。

 私もすごくしんどかったんですけど、何とか周りに支えられながらここまで一歩ずつ歩むことができて、辞職せず自分の道を貫かせていただいているんですけど、その姿に対する応援であったり、斎藤の姿を見て自分も頑張ろうと思いましたっていうような手紙がすごく多い。私も決して強い人間ではなくて、一日一日精一杯やらせていただいている


赤石)出直し選挙に出るにあたって、何を訴えたいか。

斎藤)これからの兵庫、日本を担う若者の支援というものを私はしっかり改革をして、財源を生み出していきたいと思っていますので、それが私の訴えたい大きなことです。

 もちろん文書問題に対する反省や課題、県職員や県議会との信頼関係の再構築はやっていかなければならないが、大事なのはやはりこれまでの改革をストップせず、県民の皆さん、特に若い世代に向けた政治、行政、政策をしっかりやっていくということを訴えていきたいです


赤石)今回の一連のマスコミ報道についてはどう感じているか。

斎藤)元県民局長が亡くなられたことに対して、私の行為が直接的につながっているかのような報道がすごく出ましたけど、私自身は直接、元県民局長に対してこれまで強く怒ったりすることは直接したことはないです。文書問題に関して、彼自身も処分を受けて、百条委員会を設置した時にしっかり対応していくということをおっしゃっていたので、私はそこを本人の口から言葉を聞きたかったですね。

 なぜあの文書を書いたりしたんだと聞きたかったので、突然亡くなってしまったということは本当にお悔やみ申し上げたいし、これまでの彼の県政への貢献に感謝を伝えたいなと思っています。なので、私や片山安孝元副知事とも元県民局長の死に直接的につながっているかのような報道というのは大変悲しいですし、残念だなと思います


赤石)ただ、人が亡くなってしまったということは、どんな経緯があったにせよ非常に重いことでは?

斎藤)亡くなられたことは大変悲しいですし、心からお悔やみを申し上げたいし、今でもつらい思いがすごくあります


赤石)墓前にお詫びに行くなど、さらなる弔意を示すことは考えている?

斎藤)色んな機会で哀悼の気持ちを今は伝えさせていただいています。墓前という話もあるかと思うんですけど、これはお相手のご家族がある話でございますので…。ただ今は心からお悔やみ申し上げるという思いでずっとさせていただいています。(遺族との話し合いは)県の人事担当にしっかりやっていただいています


赤石)今回の一連の問題は、片山前副知事を中心とした、いわゆる「牛タン倶楽部」と呼ばれる側近たちの暴走もあったと思われるが、そうした体制を作ってしまったことへの反省はあるか。

斎藤)昔から知っている間柄でもあって、彼らに3年間一生懸命支えていただいて、この兵庫県政を良くしていこうという思いでやってきていただいたので感謝しています。ただ、最後のところで(片山前副知事に)辞職を強く進言されたりということもあって、私の思いと違うところがあった


赤石)文書問題においても、そうした側近たちの暴走もあったとは思っていないか。

斎藤)対応としては問題なかったと思っています。片山副知事がかなり強い口調で元県民局長に対して事情聴取をやったりしたということはありますが、確かに表現は強かったところはあると思いますし、片山さんも反省しなきゃいけないところはあります。ただ、もともと県民局長と片山副知事は知った仲だったので、片山さんももともとそういう激しいしゃべり方ですから、そういったところで色んなやりとりがあったんだとは思います


赤石)その副知事が辞めることになったという事態からも、トップとして任命責任があるという考えはないか?

斎藤)私が任命したので任命責任はありますね。片山副知事は道義責任を取って辞めるということだったのですが、そこは私との認識の違いがあって。

 道義責任とは、政治の世界では辞職ということになりますので、何か問題が起こってから辞職するというのは日本のこれまでの慣習としてすごくある。はたしてそれが、これからの時代も本当にそうなのかと。辞めるのは簡単ですけど、辞めちゃうと問題の本質が消えていってしまうことになる。やはり、真相究明と、そこで出てきた課題を解決、改善しながら前に進めていくということも私はやっていきたい。

 辞職しちゃえば一回は収まるかもしれないですけど、それは今回の文書問題でも本質が何だったのか、そこをしっかり調査しないといけない。世の中がおさまっても、何も問題は解決しないし、私も反省して、新たにしていくということができないまま終わってしまうので。何か責任を取って、とりあえず辞めるという選択はなかったです


赤石)辞任を拒否してつっぱっているだけのように見られていましたが、調査の結果が出ることが大事だと考えたと?

斎藤)第三者委員会の設置、百条委員会の設置が決められて、その調査結果が出そろってから、どうするべきかを考えるべきだと私は思っていたので、途中で不信任となってしまって…。責任の取り方は、真相究明をしてから自分はどうするかというのが責任の取り方だと思っています


赤石)では、斎藤氏にとって告発文書問題は今でも解決していないという認識なのか。

斎藤)そうですね。まだ調査途中ですから。そこはしっかりやっていって解決すべきところはしっかりやっていくと


赤石)一連の問題から、出直し選挙まで、家族の反応は?

斎藤)私の家族、両親もいて、心理的な負担はすごくありましたので、申し訳ないところはありました。ただ、今回の判断について応援してくれていますので、そこは感謝しています。今回、出直し選挙ということになって、自分の人生としての判断になりますから、斎藤元彦がどういうふうにしたいのかということを応援してくれています。(妻から)「自分の人生だから、しっかり自分の道を行って、頑張ったらいいんじゃない」といったことを言ってもらっています

2024年10月19日

 目を疑うような光景だった。

 10月11日早朝、兵庫県神戸市の三宮駅前には百人近くの人だかりができていた。中心には、ピンと伸びた背筋のまま頭を下げる斎藤元彦・前兵庫県知事の姿があった。

「斎藤さん頑張って!」

「斎藤さ~~ん!」

 嬌声があがり、拍手が沸き起こる。一緒に写真を撮るための列を作り、色紙にサインをもらい、手紙を渡す人もいた。

 斎藤氏は「鋼のメンタル」「鉄面皮」と呼ばれ、全県議86人からNOを突き付けられて失職したばかりの人物である。悪役が悲劇のヒーローに転生したような錯覚すら覚える光景なのだ。

「テレビは酷くて涙が出る」

 斎藤氏を巡る報道は日本中を席巻した。

「問題の発火点は西播磨県民局長が作成したパワハラなどを告発した文書だった。内部調査で県民局長は解任され、百条委員会前に自死した。告発者の調査を指示し、文書を『嘘八百』『誹謗中傷』と公言した斎藤氏は批判にさらされることになった」(社会部記者)

 在阪テレビは斎藤氏を「おねだり知事」と命名、パワハラ疑惑、おねだり疑惑が連日報じられた。兵庫県議会は不信任決議を突き付け、斎藤氏は9月30日付で失職した。

 だが、斎藤氏は「県民の信を問いたい」と出直し県知事選への出馬を表明。失職直後から駅前での辻立ちを始めていた。

 三宮駅前に集まった人たちは女性が8割、男性が2割ほどだろうか。高校生と思しき若者の姿もある。仕事を休んで駆けつけたという30代男性はこう語った。

「政治家に興味を持ったのは初めてです。斎藤さんは、前の知事より改革をしていた。テレビ報道ですか? テレビは偏っているから見ませんね」

 50代女性は、井戸敏三・元兵庫県知事時代の悪弊が斎藤バッシングの背景にあると憤慨する。

「井戸チルドレンのからくりが透けて見える。テレビは酷くて涙が出る。権力争いのなか、斎藤さんは一人で頑張ってはるから応援したい」

 街頭に立つ斎藤氏に冷ややかな目線を送り通り過ぎる人もいる一方、斎藤氏のもとに集まった人たちにはいくつかの傾向を見ることができた。

 まず、「マスゴミ」という言葉に象徴されるメディア不信だ。斎藤氏の辻立ちにはNHKをはじめテレビ・新聞記者が集まっていたが、「偏向報道を止めてください」「顔相に出ているよ。マスゴミが!」といった言葉を投げつけられていた。

 もう一つは、「県立大学無償化」などの斎藤氏の“改革”を支持する傾向だ。

「気になって調べたら、子ども教育に力を入れている。身近な問題に取り組んでくれているので支持したい」(50代女性)

 こうしたSNSで情報収集している層が聴衆の大多数であることも、特徴の一つだろう。

 メディアとネットの分断を示すかのように、SNSには「#さいとう元知事がんばれ」などと支援する投稿が増えた。失職を選択したことを報告した斎藤氏のⅩのポスト(9月26日)には2800万以上のインプレッション(表示回数)がついた。兵庫県民が約540万人であるから、まさに異常値である。

 地元県議はこう語る。

「SNSの過熱が、街角でも目に見えるようになった。都知事選の時の“石丸現象”のようなことが起こるのではないか、と警戒する声が議員からも上がっています」

 東京都知事選では無名の新人候補だった石丸伸二氏(前安芸高田市長)が165万票を集め小池百合子氏に次ぐ2位と躍進した。SNSを中心とした選挙戦は“石丸現象”として話題になった。

 兵庫県知事選では元尼崎市長の稲村和美氏など7人が乱立。知名度で群を抜く斎藤氏のSNSを中心とした人気が高まれば“台風の目”となる可能性はあるだろう。

 斎藤氏は三宮駅に立った翌日には姫路・加古川・明石駅前で辻立ちを行なった。各所で40人、50人と握手を求める人の長蛇の列ができていた。

「当初は『人殺し』など罵声も浴びたが、最近は応援する人が倍々で増えた。ボランティア希望も多い。斎藤自身も予想外で戸惑っている」(後援者)

 日本維新の会の地元議員はこう危機感を語る。

「情けないのはいち早く“斎藤降ろし”に動いた自民党です。いまだ独自候補を立てられない。彼がここまで意地を張るとは誰にも予想できなかった。脅威ですよ」

「私は強い人間ではない」と言う当の本人は、今の状況をどう受け止めているのか。斎藤氏に話を聞いた。

「コーヒー…、いや止めておきます」

 ウェイターに注文を聞かれた斎藤氏は一瞬、逡巡の表情を見せた。取材でも“おねだり”した、と誤解されることを気にしたのだろうか。


赤石)街頭で「人殺し」などとも言われたとか。

斎藤)そういう感じでもなく…。やはり報道を見て悪人と思われるところがあった。私自身も良くなく、ハラスメントと疑われても仕方がないことをした。反省をしています


赤石)文書問題では元県民局長が自死された。

斎藤)亡くなられたことは大変悲しい。心からお悔やみを申し上げたいし、辛い思いがすごくある


赤石)毎日、辻立ちを?

斎藤)最初は須磨駅から始めたのですが、すごく緊張した。(文書問題などで)直接県民の皆さんと接することがなかったので


赤石)SNSでは擁護の声が増え、辻立ちにも人が群がっている。

斎藤)応援していただいている方が増えていることは感じています


赤石)“石丸現象”のようなことが起きている?

斎藤)石丸さんの選挙はしっかりした体制のなかでやられた。私自身は組織や支援もない一人なので比較できない。私自身は器用な人間ではなくSNS受けするタイプでもない。人を断じたり、派手なこともできない。役所出身というのもあるかもしれません


赤石)いろんな方から手紙をもらうことが多い?

斎藤)今日も5通頂きました。全て目を通しています。(出馬で)自分の道を貫かせていただいたことを応援していただけている。私も決して強い人間ではない。世の中にはすごく辛い思いをしている方が多く、私の状況に何かを感じている方が多いのだと思っています


 混迷のなかでの出直し知事選。兵庫県民はどのような審判を下すのか。


赤石晋一郎:「FRIDAY…週刊文春」記者を経て2019年よりフリーに。近著に「韓国人、韓国を叱る 日韓歴史問題の新証言者たち」(小学館新書)、「完落ち 警視庁捜査一課「取調室」秘録」(文藝春秋)。「元文春記者チャンネル」をYouTubeにて配信中

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ