町目前、でもライムの秘密がヤバイです・・・
始末した奴等をアイテムボックスの中に入れる。その際、あのデカかったヤツは『グラスウルフリーダー』だったようだ。群れのボスだからデカかった訳ではなく、リーダーだからデカかったのか。
今まで犬を全然見かけなかったのは、アレが率いていたからなのか?だったら一気に数が減っちゃったけど大丈夫かな?まぁなんとかなるだろう。それよりももうすぐ町だ!!これまで一人も見かけてないけど実はゴーストタウンでしたって落ちがないことを祈ろう。
そういえば、ライムをこのまま連れていっても大丈夫かな?行きなりライムに攻撃してくるようなバカがいたら、冷静に穏便に優しく話をしてやれるか自信ない。どうしようか?・・・・あっ【リトルワールド】にいてもらって、冒険者ギルドで登録してカバンとか買った後にそこに入ってもらえばいいかな。従魔とかの説明も聞いてからの方がいいかな?うん、それで回避しよう。
ライムに【リトルワールド】に入ってもらい、中にいる間の訓練を説明しておく。何もしないのはもったいないからね。そのためにライムのスキルを確認。
○スキル
武術系
・体当たり:レベル7
・触手:レベル6
・拘束:レベル6
・砲撃:レベル2 new(【投擲】より変化)
補助系
・隠密:レベル5
・気配感知:レベル4
・魔力感知:レベル4
・魔力操作:レベル5
・身体操作:レベル5 new
・跳躍:レベル5
・光合成:レベル7
・消化:レベル5
・吸収:レベル5
・再生:レベル1 new
生産系
・薬剤:レベル4
耐性系
・打撃耐性:レベル4
・刺突耐性:レベル4
・毒耐性:レベル6
魔法系
・木魔法:レベル5 (1up)
特殊系
・分裂:レベル1
・保管:レベル5
うん、おかしいよね?なんでスキルを見るたびに俺は驚いてるんだろう。
補助系スキル【再生】は納得出来る。今回はちょっと弱らしたからといって、犬2匹を相手に戦ったんだ。ウサギと違って体の一部を引っ掛かれたり、噛みつかれて喰い千切られたりしただろう。欠損を回復するのに手にいれたと考えればおかしくない。
問題は【砲撃】だ!!なんだ【砲撃】って!?
初めスキルを取ったときは【投擲】だったよね!?
なんで【砲撃】なんて物騒な感じになってんの!?
【投擲】より変化しましたって何なんだーー!!!
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ハァーッハァーッハァーッ。よし落ち着いた、自分は冷静だ、大丈夫、自分は冷静だ。
【リトルワールド】にて、ライムに【砲撃】を使ってもらった。まずは【投擲】と同じ10メートルから。
「ズドンッ!!」
?あれ?おかしいな?かなりの威力がありそうな音がしたぞ?打ち出したのは拳大の石のはず。「ドスッ」って音になると思ったんだが甘かった。確かにこれなら【砲撃】だ。人相手に当たり処が悪ければ一撃必殺が出来る。
次は距離だ。どのくらい離れたところを狙えるのか、やる前から不安です。ライムにとりあえず500メートル離れた的を狙ってもらう。
「ヒュンッ」・・・「ドンッ!!」
【遠視】にて確認。命中・・・してますね。どうしよう、ライムのスキルがバレると狙われる可能性大です。今はまだバレるわけにはいかないな。「ライム、【砲撃】は俺が許可した時か、誰にもみられてない時もしくは誰にも伝わらない状況でしか使ってはダメだよ。」としっかりと言い聞かせた。ビョーンと伸びて返事してくれたので大丈夫だろう。
ライムの【砲撃】を見ていて分かったが、いつもの30センチ位ではなく1メートル位になっている。しかも体の硬度・粘度を調節してバリスタ(弩弓)みたいになっていた。そこに玉(石)を持ってき発射。これなら【身体操作】のスキルも納得だ。自分の体をここまで作り替えれるなんて、将来が楽しみだ。
さてさて、ビックリはこれくらいにしてこの後の予定を伝えておこう。
「ライムには【木魔法】と【薬剤】を使ってお薬を量産してもらいます!」
「採取した植物を【木魔法】を使って育てて、【薬剤】を使って疲労回復薬を作ってライムの体内に保管しておいてください。」「1日20本作って、その時この箱に入れてね。明日はコレに、明後日はコッチに。」
「宿をとったらこっちに来るからまた夜にね。」
ライムに説明を終えてこれから町へ向かうけど、もう戦闘はいらないな。ちゃっちゃと走って行ってしまおう、と思ったけど自分の姿がヤバかった。犬を相手に装備確認のため、得物無しで体術のみでやったから全身血味泥でした。こんな格好で行ったら良くて怪我人、最悪犯罪者と間違われるかも。
とりあえず水魔法でデッカイ水球を作る。その中に装備を放り込み、洗濯スタート!!!装備同士がぶつからないように調整しながら洗濯していく。終わったら今度は火魔法と風魔法で小さな台風を作って暖めて乾かしていく。洗濯完了!洗剤がないから良い臭いはしないけど、血生臭くはしなくなった。装備をつけ直して改めて出発だ。
「平和でのんびりとした街でゆっくりと出来ますように」と祈っておいた。




