新たな名前と装備作成。
ボロボロになった短槍を再びみてみる。食事の際に焼いたカニの脚一本で作ってみたが、焼いたことで通常より耐久度が落ちたと考えられる。もったいないからとか思ってちゃダメか?自分の命に関わるもんだしな。
ひとまず拠点として作った洞窟に帰り楽にする。そういえば、装備を作るにあたって自分の身体のサイズとかしらないとマズイか?そう考えて自分の身体を観察眼で確認するとあらビックリ!?今更ながらあんなに出ていたお腹がスリムに、うっすらと腹筋も見えるではありませんか!Σ( ̄□ ̄;)
慌てて自分の目の前に空間魔法で鏡を作り出す。(空間をねじ曲げて自分の姿が見えるようにした。)
そこには見慣れたはずの自分がいたが、微妙に変わっていた。
まずは全体的にスリムになっていた。顎は二重アゴではなくスッキリしていて、お腹まわりも出ていない。あんなに太かった太腿も今なら何でも履けそうだ。これはかなり嬉しいが、そのままの姿で転生じゃなかったの?と思いすぐに報告を入れてみた。
するとすぐに返信が来て教えてくれた。
自分が転生前にスキルをガンガン上げてた際に身体を動かしていたことが原因らしい。集中していてあまり意識していなかったが、指導してくれた際に痩せる様にメニューを組んでいてくれたらしい。実際、転生前にスキルレベルはともかくステータスは上げられない。なので別のことに還元してくれたとのことで、いいダイエットになったようでマジでありがたかった。
黒目、黒髪は変わっていなかった。外見的には痩せたことぐらいらしい。まぁ、メチャメチャ嬉しいけどね♪♪
ステータスを改めて見ると名前が空欄になっていた。転生したことで新しく名前を決められるそうだ。これも返信で言われるまで気がつかなかった。どうしようか?
この世界で名前は色々あるようで、和風・洋風・中華風・他にはアフリカ系だったり何でもござれのようだ。
新しい名前は【空蜘蛛】とした。漢字があるか分からないけど、そのときは音だけで伝わればいいよね?ゲームをやる際よく使っていた名前の為、自分でも呼ばれればすぐに気がつける。この名前のイメージとしては、《空色の蜘蛛》《空っぽの蜘蛛》《空の雲》とちょっとモコモコの蜘蛛が空で寝てるイメージだ。雲の蜘蛛が寝てるカワイイイラストをどっかで見たときに思い付いた覚えがある。
そう決めるとステータスの名前の欄に【カラクモ】と入った。これからは【カラクモ】として楽しく生きて行こう!
やっと装備作成に入るわけだが、今回は頭から爪先まで作ろうと思う。今現在、自分が着ている服はいわゆる布の服だ。いくらステータスやスキルがあってもかなり不安になる。せめてナイフや鞄など初期装備としてあった方がいいかも知れない、と後で報告をあげておこう。
素材はソルジャークラブ2体、脚一本足りないけど、そこはもとの大きさがあるから大丈夫だよな?
る作るものは、【頭】【胴・胸】【手・腕】【腰】【足】【武器】かな?もともと軽くて硬いから動きやすさ考えてやりますか。
・
・
頭は視界の確保のために広めにして、後頭部の保護は絶対に。
・
・
胴は一番硬い甲羅を使って内臓、特に心臓の保護。前後で留めるタイプにした。
・
・
手・腕は前腕全体を被って、手の甲・肘などの打撃部分もカバーする。
・
・
腰は太腿もの外側・前面を被って、急所は前垂れのようにしてカバー。
・
・
足は脛・脹ら脛を被って足の甲・爪先・踵で攻撃出来るように。
・
・
武器は同じような短槍を耐久度、強度あげて。予備も一本作っとくかな?余ったやつでナックルガードのついたナイフも作れた。
・
・
・
・
・
完~成~♪今回は焼いてないので耐久度もいい感じだ。プロテクターっぽくなったのは自分のイメージのせいかな?長々と作業していたためか、精神力もかなりギリギリまで落ちていた。
外を見るともう日が暮れていた。この後、暗闇のなかの狩りには行きたくないな。【観察眼】で確かに夜目は効くけども、リスクをおかすべき時ではないよね?この後は実際動いてみて、調節して、ご飯食べて寝ましょうかね?
型をいくつかこなし、関節部分の微調整をし、自分用に完成させた。ご飯は武具・防具を作る際に余ったカニ肉を食べた。ワサビと醤油があったなら、と心の中でorzになった。白いご飯も懐かしい。腹もふくれたので布の服のまま、横になった。寝るときには、入り口は岩である程度塞いで外敵が入らないようにしましょうか。結界もあるけど念には念を・・と。
では、おやすみなさいzzz
こうして転生初日は幕を閉じる。
明日からはレベル上げ&食糧確保の為にカニを狩りまくろうか!




