↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Sweet Bomb NEXT  ~ 今度は異世界で大暴れっ!  作者: 白河・DG・夜舟
転移二十三日目っ! ~ 青の教会に集まって儀式っ!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

168/276

168.あたしの方が性格良くて強いに決まってるでしょ!

 翌朝の稽古。

 今日は、マイアミが来ている。

 もう一匹も皆勤賞を続けている。

 で、あたしの愛弟子を唆してみーよの付き人にさせた、けどー娘の弟君も。

 二人で仲良く何か話している。

 おー付き人になったのかーやったなーみたいな話らしい。

 革ジャンにも、お世話になりました、今後ともよろしくみたいな話を。

 マイアミにも、盾の使い方を教わりたいとか。

 シュラン、なんか変わったね。一皮むけた感じ。

 大人になったみたいだね。

 社交辞令? みたいなことが出来るようになったね。

「おはよう。花束受け取ってくれてありがと。カンタ」

「は、はい!」

 カンタも、散々泣いて、吹っ切れたみたいだね。

 嬉々として花束を受け取って、建物の中に運んでいったよ。

「イーシュ、あたしの愛弟子の背中を押したのは、アンタだね?」

 にっこり笑って、でも目は笑ってないあたしに、本能的な恐怖を感じたらしいイーシュ。

「い、いや、アドバイスしただけで、特にはそんな」

「今日のあたしの相手は、アンタだ。タップリしごいてあげるよ」

「お、お手柔らかに……」

 ちょっと引きつり気味のイーシュ。

 まあ、手加減はしてあげるよ。あたしの分は、ネ。

 アリとカンタの分は、手加減を出来ないかも、ネ。

「シュランは、マイアミに盾の扱い方を教わって。カンタ、イラドに相手して貰いな」

「!」

 革ジャンが、なんか感動している。

「俺の、俺の、名前を……」

 な、何よ、名前位、覚えるわよ。

 大したことないのよ。普通よ普通。

「へえ、師匠が……」

「イクミ姉ちゃん、すごいね。ホレタ?」

「名前、覚えられるんですね」

「こ、こんな奴の名前など、覚える必要など無いでしょう!」

 で、当の本人は、なんか舞い上がってるけど。

 カンタ、勘違いしないで。

 ホレるとか、絶対に無いから。

 みんなが名前で呼んでるから、自然に覚えただけ。

 絶対に絶対に、ぜえったいにホレるとか、無いんだからね!


     ~ ・ ~


 朝ごはん。

 昨日のマイアミの欠席は、やっぱりあのエロハゲ親父のせいらしい。

 連日、無茶苦茶にしごかれて、筋肉痛だったんだとか。

 いや、アンタ僧侶でしょ?

 自分で自分を癒せないの?

 はあ、限界を超えると無理なの?

 ホント、戦士としても僧侶としても、中途半端なのね。

 へへへ、ざまあみろ、という目で睨むイラド。

 お前になぞ言われたくないのだよ、と睨み返すマイアミ。

 この二人は、ホントにもう。

 で、イーシュはこのまま、あたしらを連れて青の教会に戻りたいらしい。

 マムちんの許可を貰って。

 コーヒーを飲んでから、おもむろに出かける。

 みーよ、あたし、そして付き人になったシュランも一緒。

 シュランは残されるカンタに、教会の事を頼むぞ、と肩を叩いて行った。

 カンタは、納得半分、ズルイは、まだ半分残ってるのかな?

 で、アリちゃんは、少し機嫌が直ってきたみたいだね。

 一応、手を振って、見送ってくれた。

 シュランの顔だけは、見ないようにはしてるみたいだけど。

 でも、お見送りしてるんだから、一緒だよね?

 で、イーシュは当然、同行。

 マイアミもついてくるの?

「ザイモン様と、青の教会で合流することになっているのです」

 アイツ、来るの?!

 ぐるるぅ、がるるぅ……

 あたしの中の野生が、目を覚ました。

 今度こそ、アイツの喉笛を喰いちぎってヤル!

「郁ちゃん、分かってるとは思うけど……」

 う、うん。分かってるよ。

 ちゃんと、いい子にしているよ。

 た、多分……

「シュラン。なんかあったら、郁ちゃんを止めてね」

「は、はい……」

「で、わたしになんかあったら、わたしを守ってね」

「……?」

「マイアミ様の宗派の聖人、ザイモン様が来られるようなの」

「はい」

「男の人だけど、性格も実力も、郁ちゃんにそっくりなの」

「げ!」

 師匠だけでも持て余してるのに、もう一人いるの?!

 シュラン、そう顔に書いてあるぞ。失礼な。

 あたしの方が性格良くて強いに決まってるでしょ!

 あんなエロハゲ親父と同列にしないでっ!


挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。