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Sweet Bomb NEXT  ~ 今度は異世界で大暴れっ!  作者: 白河・DG・夜舟
転移二十二日目っ! ~ 子供たち、頑張れっ!

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167.「デモもナニも無い。今スグ行く!」

 カンタのイイ所は、立ち直りが早い所。

 夕食の席では、もう復活している。

 あんなに騒いでいたのに、何事も無かったみたいに振舞っている。

 で、立ち直れていないのが、アリちゃんだね。

 どんよりと、暗いよ。

 リコットが気を使っているのが、なんか痛々しい。

 シュラン、分かってるんだろうね。

 本当にアリちゃんを支えてあげられるのは、アンタしかいないんだよ。


 食事が済んだ後、アリちゃんは体調がすぐれないと言って、女部屋に引きこもった。

 みーよが、コーヒーを二杯淹れて、シュランに持たせる。

「はい、行って来て」

「で、でも、俺……」

 みーよは、キッという目つきでシュランを睨みつける。

「外に誘いなさい。二人で、ちゃんと話し合うの」

「い、いや、話は散々……」

 みーよは、深いため息をついた。

「これだから男の子は。

 あんたのそれは、話し合いじゃない。

 アリの話を全部聞いてあげて。

 否定しない。

 真剣に聞く。

 話している時に口を挟まない。

 ……分かった?」

「でも」

「デモもナニも無い。今スグ行く!」

 追い立てられるように、シュランはコーヒーを持たされて女部屋へ。

 少しの話し声と、ちょっと大きなアリの叫び声と、泣き声と。

 やがて、外への扉が開いて、閉まる音と。

 かすかに聞こえる、外で何か話している声と。


挿絵(By みてみん)


「ホント、世話の焼ける」

 全くだね。みーよ、大変だねぇ。

「リコット、先にシャワー浴びてきて。髪を梳かしてあげる」

「うわ、やったー!」

 お姉ちゃんは今、とっても忙しいの。

 リコットは頑張ってるから、ねぎらってあげる、って所かな?

 ホント、みーよ、大変だね。


 ま、生きていくって、誰でも大変な事なんだよね。

 それでも、何とか、上手くまとまるとイイんだけどね。

 みーよが、リコットのお世話をしている間に、あたしもシャワーを浴びて、お着換えして。

 一つ伸びをして。

 寝入っているちびちゃんたちの匂いを嗅いでいるうちに。

 いつのまにか、あたしは眠りに落ちていった。



                        (つづくっ!)


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