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Sweet Bomb NEXT  ~ 今度は異世界で大暴れっ!  作者: 白河・DG・夜舟
転移二十一日目っ! ~ 迷宮から帰還っ!

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154/161

154.教えてないのか?  必要無いと思ってました。

 冒険者ギルドに到着すると、たむろしてる同業者が注目しだす。

 自然に道が開けるし、変な声を掛けてくるヤツも、誰もいない。

 うん、気持ちいいね。ちゃんと躾けられてるね。

 2、3人待ちの列に並ぼうとしたけど、先に受付嬢が二階へと案内してくれた。例のトロ子ちゃんだった。あたしらの専属にでもなったのかしらん?

 すっかり慣れた応接室で待っていると、すぐにギルドマスターがやってきた。

「迷宮探索に参加してたんだったな。かなりの成果だったと聞くぞ」

 もう知ってるの?

 情報が速すぎない?

「マクロン閣下から連絡があった。戦果の記録も送られてきているから、帰りに受付で冒険者カードを書き換えていってくれ」

「今いないメンバーは?」

「早めにギルドに立ち寄るように伝えて欲しい」

 ハイハイ。それはマイアミのお仕事だね。

 それにしても、閣下も仕事が速いね。

「で、迷宮で見つけた遺品だったな」

「はい」

 みーよが祈り、杖から出してきた遺品の数々を、ギルマスは一つずつ確かめるように調べていった。

「鎧のデザインは皇龍公国のものだな。大盾の紋章は、俺はあまり詳しくないんだ」

 ふーん。

「あえてこの迷宮に来ているとは考えにくい。向こうと迷宮が繋がっているのか、転移でもさせられたのか」

「皇龍公国って、何?」

 ギルマスが、顔をあげてあたし、ではなく、みーよを見た。

 教えてないのか?

 必要無いと思ってました。

 だーかーらー二人でアイコンタクトやめてー

「皇龍公国は我々の住む魔導帝国に敵対している、大きな国だ。オラクルは比較的国境が近いので、他人事ではないのだよ」

 そうなんだ。解説ありがと、マイアミ。

「一応、領主様に報告しておく。調べられるだけ、調べておこう。遺品のみを買い取ることもできるが、解決後に清算でもいいぞ」

 んと、調査するから遺品は預かるけど、関わらないなら買い取ってもいいよ、ってことだね?

 マイアミとみーよは互いに見つめ合って。

「解決後で」

「解決後に清算して下さい」

 意見が一致したみたいだね。

「よし分かった。俺も、敵対する国とはいえ、出来れば遺品位は届けてやりたい。冒険者ギルドに国境は関係無いからな」

 ふーん、冒険者ギルドって、国は関係無いんだ。そうなんだ。


挿絵(By みてみん)

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