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Sweet Bomb NEXT  ~ 今度は異世界で大暴れっ!  作者: 白河・DG・夜舟
転移二十一日目っ! ~ 迷宮から帰還っ!

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153/160

153.稼ぎは、もう少し有意義に使いなさいよ。とは思うけど

挿絵(By みてみん)


 お店番のツインテール娘も、なんか嬉しそうだ。

 お疲れーと、軽い口調で大金貨の入った袋を手渡してくれる。

 客もいないので、そのまま店内で報酬を分けた。

 あたしらに大金貨6枚、マイアミたちにも同じね。

「普段の実入りはどうなの?」

「大金貨2枚から3枚が相場だ」

 へえ、結構な稼ぎだね。

「低階層のコボルトが美味い稼ぎじゃが、一回当たるとしばらくは出てこないんじゃ」

「トルモルト様から賜る弓も矢も、無償ではないのだよ。それなりの寄進が求められる」

「武具の手入れ、修理も金がかかるでな」

「で、これは食事と宿泊代だ。世話になった」

 あら、気前がいいわね、大金貨1枚。

 3人を3日分だから、金貨9枚じゃないの?

「多すぎます。お釣りを」

「いや、取って置いてくれ。そなたらのおかげでかなり深く潜れた。前にも言ったが、出来れば次回も頼みたい。このメンバーなら20階層まで行けそうな気もする」

「はい、検討します」

 みーよの返事があいまいだね。もう交渉は始まっているのね?

「頼む」

 念を押すようにマイアミがいう。

「冒険者ギルドに寄っていくか?」

「遺品の報告ですから、共に向かう方が良いでしょうね」

「わしも行かないとダメか?」

 何よダナン。何ソワソワしてんのよ。

「いや、構いませんよ」

 マイアミが苦笑して、大金貨を1枚手渡す。

「デンの分は渡しておきます。残りは諸経費扱いで私が預かりますね」

「お、おう!」

 ダナンは金を受け取ると、じゃあまたな、と手を振って、鎧をガシャガシャ言わせながら店を出ていった。

「なによ、随分と急ぎの用みたいね?」

「さあ。呑みに行くのか、女性を抱きに行くのか、賭け事か、その全部か」

 ああ、そういう事ね。

 稼ぎは、もう少し有意義に使いなさいよ。とは思うけど。

 まあ、本人の勝手か。


 ギルドに向かう途中で、トルモルト教会の会計状態を聞いてみた。

 ウチらみたく、稼いだ時に半分こ、ではない。

 毎月払いの定額制なんだって。

 その方が真面目に働くから、という理由らしい。

 で、冒険者ならランクによって奉納額も変わってくる。

 マイアミたちは月に金貨5枚。

 家賃50万か。中々の高級暮らしぶりですな。

 食事、宿泊、身の回りのお世話は基本的にメイドさんが全部やってくれる。

 ちなみにメイドは二人いるそうな。そうなんだ。

 聖人といわれて威張り腐っているあのエロハゲは、適当にお金を入れているらしい。ズルイと思うけど、そもそもあの教会の所有者がアイツなんだって。ムカつくわ。

 でもねーそっか。強くてお金持ちって、そりゃモテるよね。

 体つきもかなりいいし、飼っている女たちにはなんか優しそうだし。

 はっ!

 あたしは、全然興味ないもんね。

 むしろ嫌い、大っ嫌いだもんね。

 許さないもんね、あんな奴。

 今度出会ったらケチョンケチョンにしてやるんだもんねっ!

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