表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Sweet Bomb NEXT  ~ 今度は異世界で大暴れっ!  作者: 白河・DG・夜舟
転移一日目っ! ~ 異世界でオークどもをぶち殺す!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

11/52

11.頭が固いね

 夜間の移動は危険なので、今日はこの村で一泊することになった。

 片付けも埋葬も一応済ませたし、結界石も作動しているので、当面は大きな襲撃はないだろうとみーよに言われた。

 仰せの通りに聖女様。このしもべに、なんなりとお申し付け下さいませ。

 街の冒険者ギルトから、迎えにというか、応援がくる可能性は殆ど無いらしい。逃げ出した冒険者たちは、多分街に帰るはずだけど、全滅した村のために何かしようとする者は全くいないのだそうで。

 ま、報酬が絶対に出ないし、それでなくても安く買い叩かれてるわけだからね。

 ってことは、時間差で、みーよは死んだことにされちゃうのね?

 本来は、仲間の遺体からでも身分証明書ギルドカードを回収して、死亡確認するものなのだそうだけど、そんなこと真面目にやる人は少数派なんだってさ。

 ま、ゴロツキの集まりだもんね、冒険者なんて。

 死亡確認がない限りは、しばらくは生死不明なので、その辺の資格とか履歴は残されるらしい。でも、生きてるよって報告にいかないと、やがては死亡扱いになるので、一旦は街に帰る必要があるんだってさ。

 エアタクシーでもあればねーと冗談を言うと。

 職種によってはその類を持ってたり、便利な移動手段があったりするんだって。

 みーよには、ないの?

 あるにはあるけど、レベル(評判)が全然足りない。出来る(レベルの高い)人は自前で用意したり、そういう移動手段が使える人とパーティーを組んだり、単独で雇ったりするんだってさ。

 出来ない人は、馬車を利用したり、ギルドで用意するポーター制度を活用するんだって。

 ポーター?

 冒険者の大規模討伐とかで、そこまで移動したり、戦利品を回収するためにキャラバンを組むことがあって、そういうイベントだと、野良聖女もある程度安心して加わることもできるんだって。みーよも2回くらい参加したことがあるそうです。

 正直、稼ぎにはあんまりならないんだけど、比較的安全だし、難癖付けられることもあまりない。きちんと報酬を貰えるのは大切な事らしい。

 さっき入ったシャワールームのそばに、4人用だと思う大きさのテントを張ったみーよ。ワンタッチで骨組みが出来上がり、あとは内装と防水シートを二重に掛けて、地面にペグで固定すればおしまい。

 ちなみに作業は全部、光の奇跡ね。杖を振るってチョチョイのチョイ。

 ホント、至れり尽くせりだと思うんだけど、どうもこの世界の人にとっては勝手が違うみたいで、パーティーが組めない理由にもなるらしい。雨風凌げてサイコーだと思うんだけどな。

 みーよの話だと、周囲が見渡せない時点でアウト、普通は地面にマントを引いて、(くる)まって寝るのだそうです。

 シロウト呼ばわりされて、その時の報酬はナシ、にされちゃったんだって。

 頭が固いね。どうせ寝るんだから、交代で見張りを立てれば済む話でしょうに。

 夜、ゆっくり眠れるかどうかは、快適な室内に掛かってるんだけどね。

 あ、さすがに寝袋はマズイか。なんかあったらすぐに動けないとね。で、寝袋の中に(くる)まらずに、広げた形であたしたちは眠りについた。

 ちなみにこのテント、結界石と同じような効果が有るんだって。スゴイね。

 それに光の杖の加護で、やわらかい月の光位の防壁(プロテクション)も掛けておくので、なにか来ても対応できるよ、というみーよの言葉を信用して。

 なんか、ストーンと、落ちるように寝ちゃったわ。



                         (つづくっ!)

作中に出てきたレトルトカレーは、拙作「甘いカレー」(N3880KW)参照。

みーよの過去に関しては、拙作「聖女ミヨの冒険」(N8175MG)参照。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ