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サクラ・コード  作者: アリウラマサミ


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3/4

2話 親友

小学三年生になった

この頃になると街の剣道の大会では優勝するようになっていた

力は抑えていたが街の大会で優勝位は特に問題もないだろう

なにより家族が喜んでくれるのがたまらなくうらしかったからである


そしてこの頃ひとつ気になる事があった

それは過去の記憶が徐々に曖昧になってきていることだ

忘れないうちに覚えていることはなるべく日記に書き写したが前向きに考えるとあの地獄の日々が僕の記憶から無くなっていっているのは今が充実しているからなのだろう

できればこの日記も読み直す事がないよう願うばかりである



ある日の剣道終わりの帰り道


もうサクラには勝てないや


おっついに敗北宣言か?


馬鹿者!今は勝てないだけだ!今に見てろ〜


実際ヒカルもその歳では相当強いとおもうけどな〜


そうだろう そうだろう エッヘン!


まっ僕には手も足もでないけど笑


ムカつくーーーーーー!!!


あはははっ(2人の笑い声)


じゃまた明日


また明日


キュゥゥゥゥーー!!!


ガチャン!


やめっ!!モゴモゴモゴモゴ!!


ん!?


今のはヒカルの声のような、、、


慌てて道を引き返しヒカルが曲がった方へ急ぐ


角を曲がったその時、目に映ったのは黒ずくめの大人達に無理矢理に車に押し込められているヒカルであった


助けっモゴモゴモゴ!!


押し込められるその時ヒカルと目が合う

と同時に車のドアが閉められ凄い勢いで車が遠のいて行く


一瞬頭が真っ白になる


こんな時はどうすればいい?

大人に助けを呼べばいいのか?

その間にヒカルにもしもの事があればどうする?

じゃ僕が1人で助けにいくか?小3の子供1人で?

そもそもなぜ力を使わなかった?

こんな時こそ冷静になれ僕


そんな時ばあちゃんの言葉が頭をよぎる


サクラはまだこんなに幼いのにその年齢に似つかわしくない位に考えすぎる節がある

サクラはこれから色んな事を経験していくんだ時には失敗することもあるじゃろう

ただし失敗することに臆病になるんじゃないよ

失敗することで替えのきかない経験を手にすることだってあるんじゃ

サクラよ時には考えるより先に行動じゃ


その瞬間、僕は初めてこの世界で誰かの為に過去の力を使った

今まではこの世界の常識の上で生きてきて自然と力をキープしていたので久しぶりに少し力を解放するだけで凄く身体が軽く動体視力や身体能力が何倍にも跳ね上がってるのがよくわかる

力を使い車を追いかけていると意外と冷静になる


「神隠れ!」


これも過去に奪ったスキルだ

この技は発動中この世界軸での僕に対する認識、記憶、記録等の一切を消し去る使い所しだいでは非常に危うい技である

このスキルのお陰で生き残れたといってもいいほど重宝したスキルだ

本当は違う技名だったが今の時代ではパッとしなかったりそもそもこの世界の言語では発音自体が認識されなかったりもした為、特訓しながら気に入らない技名はことごとく変えていったのである

認識さえさせなければある程度の力なら使用してもバレることはない


そこからはつかず離れずで追跡することに

するとヒカルを乗せた車がとある港の倉庫に入って行く


金の用意は出来たのか?

・・・

警察には言ってないだろうな?

・・・

その部屋には盗聴器を仕掛けてある変な動きを見せたらガキの命はないと思え

・・・

では指定した場所に金を持ってこい

あとお前本人じゃない場合もガキを始末する

時間は今から1時間以内だ

そこからなら問題ないだろう

1秒でも遅れたらそこで商談はおしまいだ

では待っている、、、


ヒック

助けて


うるせー黙ってろクソガキが

黙ってりゃ何もしねーよ


ぼそっ

助けて


ビィッン!!


なっなんだ停電か


さっさとブレーカー見てこい!

ハイっ


あっやはりブレーカーが落ちただゲフッ


!!!!


おっおいお前ら!


どうした!??


一瞬の停電で灯りがついたら仲間が全員お寝んね

結構怖いだろ?


!!!!


誰だ貴様!?


よくも僕の友達に怖い思いさせてくれたな!?


サクラ!?サクラなの??


ヒカルちょっとまっててな


コツンッコツンッ


なんだこのガキの連れか!?

そんな木刀なんか持ってちゃ危ねぇだろ


まっまさかこんなガキにこいつらがやられた訳でもあるめぇし

でてこいよ

いるんだろ

こいつらやった奴がよ

でてこいやぁぁ、、、、、、


ほかに居ようがいまいがまずは目の前の俺をどうにかしろよオッサン


!!!!


まっ目で追ってる時点で遅いけどな


ドスンッ!!


サクラ?


もう大丈夫だ


ヒカルの目隠しを取る


サクラぁぁぁごわがっだよぉぉぉ〜


あのヒカルがこんなに泣きじゃくるなんて相当怖かったんだろうなぁ


ヒカルとりあえずまずはこいつらを縛りあげるね

まっ当分は目覚めないと思うけどさ


ゔん


ちょっとは落ち着いたね


うん


サクラは凄いね

こんな大人倒しちゃうなんて


それなんだよ

とりあえず多分もうすぐヒカルの両親がここに助けにくるはずなんだ


うん


そこでこの状況をみたらどうなる


みんな驚いてサクラはヒーローになって明日新聞にのったりニュースになるだろうねぇ

悪者相手に子供のサクラがこんな大立ち回りみせたんだもの


そう

それが非常にまずいんだよ


いやなの?ヒーロー?

それにこの悪者たちサクラのこと覚えてない?


まっ顔を見せたのこの親玉だけだから何とも言えないけど大丈夫だと思う


そっか

じゃどうすればいい?


とりあえず両親が来るまでは僕も見守っておくからそれまでヒカルには目隠しをしてもらうね


わかった

とりあえずそれ以降誰に何を聞かれても僕は目隠しされていてなにも分からなかったってことにするね


ありがとう


ありがとうは僕のほうさ

サクラは僕の命の恩人さ


キューーーーー

ガチャガチャ


持ってきたぞ!!!!

ハァハァ


お父さん?

ヒカルゥゥゥーーー!!

今助けるぞぉぉぉ!??


程なくしてヒカルの父が通報を入れ駆けつけた警察によって犯人たちは連行されて行った


その後の調べで犯人親玉はうわ言のように木刀をもった悪鬼にやられたと繰り返していたそうな、、、

そしてヒカルもちゃんとシラを切ってくれたようだ


こんなことがあってヒカルの身を案じた両親は海外に拠点を移すこととなった



1週間後ヒカルとの約束の為見送りにばあちゃんと空港に来ていた


泣きそうなヒカルをなだめながら雑談をしていよいよ別れの時


ヒカル搭乗の前にお手洗いをすませてきなさい


はい


ヒカルのお父さんが近づいてくると僕の耳元に手をやる


あの時ヒカルを助けてくれたのはサクラ君かい?


!!!!

なんの事ですか??


ニコッと微笑むヒカルの父


今までヒカルと仲良くしてくれてありがとう

これから暫くはここを離れることになるがこれからも良き友達で居てやっておくれ


もちろんです


ありがとう


トイレから戻るヒカル


お父さんとなんの話してたの?


挨拶してただけだよ


ふーん


あっヒカルそろそろ飛行機の時間だよ


行くよヒカル


ハイとお父さんの方に答えるヒカル

そしてこちらを振り返ると一気に泣き顔になるヒカル


ヒカルこんな泣き虫だったのか?


、、、、あの日ちゃんとお礼できなかくてごめん

改めてあの日助けてくれてありがとう


うん


手紙書くから


うん


スマホ持ったら教えるからサクラも教えてね


うん


、、、、、

もじもまだ僕がピンヂになったらだすげてくでる??


うん

何があっても真っ先に助けてやるよ


ゔん


まっあっち行っても剣道は続けろよ

今度会った時はさらに僕は強くなってるけどね


アハハハハ


じゃまたね

またな











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