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サクラ・コード  作者: アリウラマサミ


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1話 サクラ誕生

サクラ、、、


サクラ、、、


やっぱり女の子っぼくないか母さん


誰が決めた!!


見てみいあの銀さんを

見事な桜吹雪じゃ〜

あれのどこが女の子っぽいんじゃ〜!!


あーはいはいわかったよ

この話なると長いんだよな〜

本当に母さんの時代劇過ぎには困ったもんだ


サクラはお母さんに似て綺麗な銀髪だな〜


日本じゃ目立つしイジメられたりしないかしら


大丈夫じゃサクラは立派な日本男児じゃ

私が強い男に育ててやる

心配するな!


ははは、、、


サクラか、、、



ギュっと父の指を握り返す赤ちゃん


まっかわいいからいいかぁ

宜しくなサークラ


あなたサクラが可愛いの分かるけどそろそろお仕事行かないと遅刻するわよ


あっあぁじゃ行ってきます


行ってらっしゃい




あの時クリスタルが突き刺さり絶命したと思っていたが目が覚めると前の記憶を持ったままこの家の高月サクラとして生まれ変わっていたらしい


しかし話したくても話せない

立とうにもうまく立てない

赤ちゃんは赤ちゃんで色々と大変である



しかしひとつだけ分かるのはこの母や父、祖母達はもの凄くこの高月サクラを愛してくれていると言うことだけはひしひしと伝わってくる

前の世界では感じ得なかった感情にこそばゆく何故か無性に涙が出るのであった

そして僕は今日も泣くのであった


話す事も立つことも出来なくても決して暇では無かった

母がご飯や家事をしている時にはいつもばあちゃんと時代劇を見ていた

父が帰ってくると一緒にニュースを見ては今の自分の世界がどういう所なのかを確認する日々


2歳くらいになる頃にはばあちゃんから時代劇の他に剣術の本や映像を見せられていた

それに加えておもちゃの刀で指導が始まったのもこの頃からであった

すっかりおばあちゃん子に育っていた僕にばあちゃんは日本男児とは武士道とはを徹底的に叩き込むそんな毎日を送っていた

そして5歳になると街の剣道場に通い出す

この頃にはすっかり日本人かぶれに育っていた

まぁ今はれっきとした日本人なんだけど、、、


そんなこんなで通い始めた剣道場で1人の少年と出会う

高圧的な態度と口調で第一印象は最悪

そして些細なことで大喧嘩

この一件で何故か互いを認め合い親友となった少年の名はヒカル

話を聞くにヒカルの家は大層な家柄で親が厳しく色々な習い事をさせられていたそうな

元々剣道には余り興味は無かったものの親への反発心からこの道場に通い始めたとのこと

5歳でこの意思の強さは大変立派であると思った


この頃になると親やばあちゃんの目を盗んでは過去の力が使えるのか?また使えたとしてどこまで使えるのかをバレない範囲で簡単なものから試していた


結論から言うと過去の力は問題なく使えるようであった

しかしこの日本という国は比較的平和でこんな力を使えば大ごとになるのは明白である

この力が知られれば必ず家族にも迷惑がかかる

なのでこの力は緊急の時を除いて使うのはやめておこう

それよりも今は大切な家族に囲まれて親友と剣道で汗を流す日々を大切にしよう


小学生になってからも

相変わらずの剣道の日々

この頃には正直、道場の大人達でさえ相手にはならなかったがそこは力を抑えて小学生を演じていた

学校や剣道の合間を見ては図書館に入り浸りこの世界の歴史や武術や武器、兵器に関わるものひたすら読み漁った


この世界も過去に色々なことがあり今も世界のいたるところで戦争があるのを知った

だからと言ってこの力を使って世界平和をなどとは考えなかった

なぜなら今の僕は高月サクラとして大切な家族や友と日本人として生きて行こうと決めたからだ




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