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6いつかは夜が来る
この一週間は普通に過ごした。
何事もなかったかのように。
プール行ったり、レストラン行ったり、家ではカードゲームしてたっけ。
今日は、例の日。
今は昼だけど、いつかは夜が来る。
お昼ご飯を食べた後、莉緒の部屋に集まって宿題会をしよう、ということになり、みんなで集まった。
「うわぁぁん、おねぇちゃん……、わかんないよぉ!」
泣きそうになってる莉緒を見つめた。
宿題する必要なんてないよ。あなたはもうすぐ死ぬのだから。
私がしなくてもきっと、魔王様が二人の魂を奪うだろう。
私は思わず涙を流しそうになった。危ない危ない………。
そして夜が来た。
また、三人でカードゲームをしていると、庭からバサッという翼の音が聞こえた。
私たちは息をのみ、恐る恐る庭のほうを見た。
ナナがいた。




