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7期限
「ごきげんよう」
微笑んでたけど、目が笑ってない……ナナ。
ほんとに来た。
二人も同じことを考えてたんだろう。
「りん様、もう一度言います。二人の魂を今すぐ奪ってください」
今すぐ⁉
私が驚いていると、ナナは言った。
「期限は今日です」
え………。
もっと先だと思ってた。
時計の針は9時を指していた。
あと三時間しかない。
できないよ………。
私が黙っていると、ナナはいきなり魔法で私を操り、二人を殺そうとした。
「ちょ、なにすんの‼」
私が魔法でナナを止めていなければ、二人を殺しているところだった。
私は怒った。
ナナを魔法であの世に帰らせよう……。
でも欠点があった。
ナナはきっと私より強い。
勝てない………。どうしよう。
「私も加勢する!」
奈緒だった。
いつもこういう時莉緒が反対するけど、反対せず、じっとしていた。
きっと、奈緒と同じ意見だけど、魔法が使えないから無理だって思ってるんだよね。
あ、いいこと思いついた。
私は魔法で二人も魔法が使えるようにした。
二人は驚いていたけど、やがて真剣な表情になった。
「りんお姉ちゃん、ありがと」
「これで加勢できるわ」
よし、バトルスタートだ!




