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三姉妹  作者: 如月晶
5/9

5緒

え………。どういう事。私たち三人、言葉を失っているとナナは消えた。

もうバレてるよね。簡単なことだけ言おう。

「実は私、人間じゃないの」

二人は息をのんで聞いていた。

「死神なんだ。二人と血も繋がっていないし」

二人は黙っていた。

多分二人も前から不思議に思っていたと思う。

長女と三女は名前の終わりに「緒」がついて同じなのに、真ん中の私だけ違うことに。

このことを話すと二人はきっと私が引き目を感じさせるから、言わないでおいたんだ。

や、優しい。

「と、とにかく…多分来ないから!このことは忘れといて」

忘れさせたかった。

一瞬、シンとしたが、奈緒が言った。

「眠・・・・・・・・・・早くねよぉー、お姉ちゃんたち」

私は嘘をついていることが分かった。

顔は眠そうにしてるけど、目は真剣だった。

「そうね、寝ましょ」

莉緒もそういい、私たちは寝た。

冷や汗をかきながら、ね。


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