陸両親の離婚
それでー、どこまで話しました?
ああ、お泊まりから帰って来てからの話でしたね。
帰った後も勿論、メールや、遊びに行くなどは続いていました。
でも、帰ってから圧倒的に変わったのは、私が心配のメールをする回数が増えたことですかね。
私「今日も家事?大丈夫?」
陸「大丈夫、慣れてるから。」
私「それはあんまり慣れちゃいけない気がするんだけど…」
陸「んー、まぁ大丈夫だよ。きついけど…
どうにも出来ないし…」
私「そっか…
愚痴ぐらいなら聞くから、言ってね」
陸「うん、心配してくれてありがとう。」
とまぁ、こんな感じのやり取りです。
不甲斐なさ過ぎて泣きそうでした。
それで、その関係が動いたのが、ある夏の日。
陸「あやめちゃん、どうしよう。両親が離婚するみたい。」
私「どういうこと?」
陸「実は、母さんには浮気相手がいるんだ。その人とのことが父さんにバレて…」
私「とりあえず、うちに泊まりに来ない?」
陸「いいの…?」
私「うん」
そこから、陸くんはうちに来たんです。
うちは良くも悪くも放任で、来てもらうには楽だったんですね。
友達でしたし、何より心配でした。
それで、泊まりに来て、詳しく話を聞くと、とんでもない事実だったんですね。
まず、陸母には浮気相手がいました。
しかも、陸くんも、下の子達も会ったことがあります。
いえ、知らずに一緒に遊んでたんです。
陸くんは、浮気相手だということも知っていながら、何も言えませんでした。
下の子達がいるから。
そして多分、陸父が仕事仕事で全く話をしないことも関係していました。
無意識とは言え、陸母を支えなければ、と思っていたんでしょうね。
そして、それが見つかって、離婚することになった、と。
陸母からは、
「陸はお母さんから離れないわよね?」
と連絡が来ていました。
それを見て私は、どうしたらいいのか分からなくなりました。
でも陸くんは違ったんです。
その時点で依存的な何かがあったんでしょうね。
うん、と返してしまったんです。
そこで一度話は終了です。
陸くんは家へと帰り、陸両親は離婚しました。
続きはー、そうですね。
陸両親が離婚をして、陸くんが自立するまでの話をしましょうか。




