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宝箱と 恋の再契約
「全部 知ってる。
今さらだけど、月神殿の 巫女の 情報網は かなりの ものよ」
「・・・なんで 黙ってたの?
みずくさいよおおおお~」
「必要ないじゃん、過去の ことなんか。
今 目の前の ライラが ライラ自身であり
わたしの 愛すべき 友だもの」
限界まで 開いた目から 涙が ドドドドーっと 流れ落ちる。
ーホント、泣き虫なんだから。
巫女長様から 彼女と パートナーを 組むように 告げられた時、
彼女の 素性は 知らされていた。
ライラーライアルーゼ=ローゼル=ロー。
北の ずっとずっと北の 小さな 小さな 王国、ローゼル=ローの お姫様。
守護精霊は 雪と 氷を司る ウォリアレーゼ。
実は ウォリアルの 姉君、それも 弟とは 似ても似つかぬ 性格の 持ち主であった。




