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宝箱と 恋の再契約
ーほいじゃ もう やすむわ。
おやすみ~
「おやすみなさい、よき 夢を」
ーアニィちゃんもね、お疲れさんさん
去っていく 守護精霊と入れ替わりに、ライラが 酒瓶引っさげて 入ってきた。
かなり 酔っているはずだが さすが、世紀の女酒豪だけあって 顔色一つ 変わらぬままだ。
「どうしたの?
うまい酒、浴びるほど 飲むんじゃなかったの?」
「アーニィ、いいえ、アニィアングレイシア様。
どうしても お尋ねしたきことが ございます。
同席を お許しいただけますか?」
他人行儀な 改まった物言いに、苦笑しながら 答えた。
「いいけど、ただし 普段通りの 話し方でしてちょうだい。
あなただって、もとは 一国の 姫君だもの。
今さら 改まる必要なんて ないじゃない」
そう 答えると、友は ぶんぶんと 頭を降って 否定する。
(そんなに 降っちゃあ 酔いが 早く 回るよ(・・;)
思わず 心で 突っこむものの、ぶんぶん、ぶんぶん、ぶんぶんと 降り続ける。
そうして、ぴたっと止まり きっとこちらをにらんで 一言。
「記憶を 戻して!!」
誰のと 言わなくても、すぐに わかった。
「出来ない」
即答だった。




