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宝箱と 恋の再契約
サフィアを取り囲み、騎士達が 頭を垂れる。
そのうちの リーダーらしき人物が、
サフィアの顔を見つめて ほうーっと 感嘆の吐息を 吐き出した。
「亡き サフィアル様に 面立ちが よく 似ていらっしゃる・・・
よくぞ ご無事で おられました!
これからはー」
ビタン。
騎士の顔に、大きなカエルが 突然張り付いた。
ーいまのうちだ!逃げ出すぞ、背中に つかまれ!!
サフィを背中に乗せ、俺は 全速力で その場から 逃げ出した。
そうして、誰も追ってこないのを確かめると 彼女を 地面に そっと 下ろした。
しばらく 黙ったまま 空を見つめていたが、ぽつりと つぶやいた。
「フィー、そばに いてね。」
ーああ、いてやるさ。
そうして、その約束を 今でもずっと 守り続けている。




