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ももレヴォ  ~桃太郎が世界に対し革命を目論むお話~  作者: 有限よしみ


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14-8

「まだわからないのか。ビスマルクよ、僕のナチュラル同盟軍に入って一緒に人類と戦おうではないか。忌々しき環境破壊生物、人間。今僕たちが立ち上がらなければ、地球は手遅れになってしまうぞ!」

桃太郎は熱弁を振るいました。彼の後ろではシュリーとナクラが冷ややかな表情を浮かべています。

ビスマルクはいよいよ困惑しながら

「突拍子もない話だな・・・ワシは腹一杯、飯が食えたらいいだけなのだが」

と言いました。

桃太郎の不毛なやりとりにしびれを切らしてシェリーが割り込みました。

「カエルちゃん。あなたはみんなから食べ物を取り上げる悪い子なのね。なぜそんなことをするの?」

シェリーは可愛らしく腰に手を当てています。怒っていることをアピールしているのです。

「何を言うか。ワシが雨を降らせる、代わりに人間たちが食い物を捧げる、れっきとした取引だ。人間の方に分が悪いのは仕方がない。妖怪とはそういうものだ」

ビスマルクは悪びれもせずに言いました。

「人間なんてどうでもいいが、シェリーの願いだ。お前を退治する」

とナクラが金棒を構えました。これを見てビスマルクも脇に置いてあった槍を手に取りました。

「ナクラ、フルーツ可愛い僕の為にも戦って!」

桃太郎がナクラにモジモジといじらしいぶりっこポーズをして見せました。

「桃ちゃんおバカなこと言わないで!わたしが恥ずかしい!」

シェリーはなぜだか恥ずかしい気持ちになって頬を赤くしました。

「シェリー。僕とこれからも付き合っていくんだから慣れて」

桃太郎は肩をすくめながらいたずらっぽい笑顔で言いました。

シェリーはハッとしてコペルニクスを振り返りました。

コペルニクスは

「弱」

と言いました。

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