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「まだわからないのか。ビスマルクよ、僕のナチュラル同盟軍に入って一緒に人類と戦おうではないか。忌々しき環境破壊生物、人間。今僕たちが立ち上がらなければ、地球は手遅れになってしまうぞ!」
桃太郎は熱弁を振るいました。彼の後ろではシュリーとナクラが冷ややかな表情を浮かべています。
ビスマルクはいよいよ困惑しながら
「突拍子もない話だな・・・ワシは腹一杯、飯が食えたらいいだけなのだが」
と言いました。
桃太郎の不毛なやりとりにしびれを切らしてシェリーが割り込みました。
「カエルちゃん。あなたはみんなから食べ物を取り上げる悪い子なのね。なぜそんなことをするの?」
シェリーは可愛らしく腰に手を当てています。怒っていることをアピールしているのです。
「何を言うか。ワシが雨を降らせる、代わりに人間たちが食い物を捧げる、れっきとした取引だ。人間の方に分が悪いのは仕方がない。妖怪とはそういうものだ」
ビスマルクは悪びれもせずに言いました。
「人間なんてどうでもいいが、シェリーの願いだ。お前を退治する」
とナクラが金棒を構えました。これを見てビスマルクも脇に置いてあった槍を手に取りました。
「ナクラ、フルーツ可愛い僕の為にも戦って!」
桃太郎がナクラにモジモジといじらしいぶりっこポーズをして見せました。
「桃ちゃんおバカなこと言わないで!わたしが恥ずかしい!」
シェリーはなぜだか恥ずかしい気持ちになって頬を赤くしました。
「シェリー。僕とこれからも付き合っていくんだから慣れて」
桃太郎は肩をすくめながらいたずらっぽい笑顔で言いました。
シェリーはハッとしてコペルニクスを振り返りました。
コペルニクスは
「弱」
と言いました。




