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「その通りだ。俺は頑張って田畑を倍も耕した。大盛りご飯を食べたいからだ。なのにカエルに取られるから、1.5倍の中盛りしか食べられない。2倍・・・俺は2倍の、大盛りご飯が食べたいのだ!」
力之助は拳を握って熱弁しました。彼は想像していました。茶碗の盛られた山盛りのご飯を。そしてそれを一心不乱に食べる己の姿を。
「大盛りご飯ですって!?」
ベルナドットも想像して思わず舌をペロリとしました。
「ではこの僕、桃太郎と素晴らしきナチュラル同盟軍が妖怪を退治してあげよう。案内してくれたまえ」
桃太郎は力之助に言いました。
力之助や村人達は
「桃太郎さんたち、お願いします」「どうか村を救ってください」「頼みます」
と口々に言いました。
こうして桃太郎たちは力之助と村人達に誘われてカエル妖怪の元へ向かいました。その道すがら
「桃ちゃん、カエルちゃんを叱って悪いことをやめさせるのよ。変なことを考えないでね」
とシェリーが桃太郎に言いました。
「ふふふ、そこはカエル次第なのだ」
「人助けをすることは正しいことよ。桃ちゃんは立派な人になるんだよ」
「何度も言うが僕はフルーツ少年だ。人ではない」
「桃ちゃん、正気になって」
「正気だ。正気のフルーツなのだ」
力之助には桃太郎が何もない空間に向かって一人で会話をしているようにしか見えませんでした。
「桃太郎さんはいったい誰と話をしているのだ?もしかして赤いキノコを食ったのか?」
力之助は心配になり聞きました。




