表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ももレヴォ  ~桃太郎が世界に対し革命を目論むお話~  作者: 有限よしみ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
74/177

12-3

「えっ?」

シェリーはビックリ顔で演奏を止めました。着物の女性はすうっと煙のように空中に姿を消してしまいました。

「どうしたの?」

桃太郎がシェリーに聞きました。

シェリーは驚いた顔のままナクラを見つめました。そしてオルガンを離れると、ナクラの近くに座って、彼の頭を覆う頭巾を指差しました。

「うっ…これは…」

ナクラはどうするか迷ったのですが、

「ここは信じるしかない」

と自分に言い聞かせながら頭の布を取りました。

「俺、鬼なんだ」

ナクラの頭、小さな角が二本、生えていました。

「鬼は西の方にある鬼ヶ島に住んでいると聞いたことがありますが、こうしてお会いするのは初めてです」

コペルニクスが言いました。

「鬼ごっこする!?」

べルナドットはうずうずしながら聞きました。

「ごっこ、じゃなくて本当に鬼だぜ。こりゃ珍しいや」

アレキサンダーが言いました。

シェリーは困ったような、戸惑ったような顔をしながら、モジモジと体をよじらせました。そして

「ナクラちゃん。わたし、鬼の角が欲しい。わたしの病気を治すために」

と言いました。

外はもう暗くなっています。空にはお月様が登っていました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ