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ももレヴォ  ~桃太郎が世界に対し革命を目論むお話~  作者: 有限よしみ


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11-7

日は傾き、夕暮れ。

桃太郎たちは山小屋にたどり着きました。

「アレキサンダーはすごいな。音楽で飯が食える」

桃太郎は褒めました。

「いやいや、音楽シーンってのは移り変わりが激しいんだ。今は持てはやされても次の瞬間には時代遅れになっているなんてことはザラさ。だからって自分のスタイルをころころ変えようなんて思ってないぜ?明日は明日の風が吹く、ただそれだけさ」

そう言ってアレキサンダーはギターをジャーンと鳴らしました。

「アレキちゃんは本当に詩人ね」

シェリーは感心しました。

「お腹すいた」

べルナドットが言いました。みんなで晩御飯を食べることにしました。桃太郎は囲炉裏に鍋をかけお粥を作りました。シェリーはオルガンを弾いています。みんなでのんびりゆったり、穏やかな時間でした。

同じころ、山小屋に続く山道を少年が歩いていました。

「ちょっと離れすぎたな」

少年は幽霊の女性に言いました。

「もう少しであの子たちの山小屋に着きます」

「本当に大丈夫なんだろうな?」

「あなたがここに来たのはきっと御仏の思し召しです。あなたには助けが必要です。同じようにあの子たちにはあなたの助けが必要なのです」

幽霊の女性が言いました。

「どういうことだ?」

「あの子たちと話せばわかります」

少年と幽霊の女性は山小屋が見えるあたりまで到着しました。

「どうか私のことは、秘密に」

幽霊の女性が言いました。

「俺は鬼の戦士だ。口は堅い」

少年は答えました。

そして少年は幽霊の女性をそこに残して山小屋まで行きました。




第11話 おわり

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