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「ありがとう、コぺちゃん。そして諸君、わたしたちの素晴らしいギタリストであるアレキちゃんにもう一度盛大な拍手を!」
シェリーは観客たちに言いました。桃太郎たちがアレキサンダーに大きな拍手を送るとアレキサンダーは得意げにギターをかき鳴らしました。
「俺は予感しているぜ。いずれ俺のギターが世界をロックするのさ」
アレキサンダーはニヤリとしながら言いました。
シェリーはアレキサンダーの言葉に頷きながら
「その通りよ。だってアレキちゃんのギターは本当に素敵なんだから。桃ちゃん、芸術は心を豊かにするのよ。人類に復讐するなんてバカな考えは治ったかしら?」
と桃太郎に聞きました。
「何を言うシェリー。僕が頑張らないと植物界隈は人間たちに環境破壊されてジリ貧なのだ。僕は将来、剣術道場を開いてお弟子さんたちに剣術と植物の素晴らしさを教えるつもりだ。剣術&植樹、気が付けばおうちの周りが雑木林。もし道場破りがやって来た時、シェリーにはポルターガイストで道場破りをやっつけてもらいたい」
桃太郎は言いました。
「わたしがやっつけるの?」
「そうだよ。だってシェリーはうち所属の幽霊少女だ。僕と一緒に人類を駆逐するのだ」
桃太郎の言葉を受けて、シェリーはちょっと考えました。そして、コペルニクスを両手で抱えて山小屋の隅に移動して、
「僕と一緒に、ですって。ねえコぺちゃん、今のプロポーズかしら?」
とコペルニクスに小声で聞きました。
「ええ、プロポーズです。間違いありません」
コペルニクスは頷きました。




