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ももレヴォ  ~桃太郎が世界に対し革命を目論むお話~  作者: 有限よしみ


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9-6

「そのとおりです。この戦で、上様は奥方様を失いました。南条殿の兵に討たれたのです。奥方様はご逝去される際に上様に遺言を残されました。先代正室の時子様を正室に迎え武丸様を太子とするように、そうすれば南条殿も戦をする理由がなくなる、と。上様は奥方様の命を奪われた怒りを抑え、戦を終わらせるために奥方様の遺言通りにすることを表明されました。これを受けて、それまで南条殿と上様どちらに味方するか態度を明らかにしていなかった新田殿が上様につくことを決意されました。新田殿は上様と同族の名家で、上様に次いで最も勢力を持った武将です。南条殿も観念し停戦に合意して上様の軍門に下りました」

「なんと。では将軍様にとって南条様は奥方様の仇ではないですか」

「さようです。上様は天下泰平の為に私怨を捨てられたのです。それゆえ諸将は上様に固く忠誠を誓っているのです」

北畠の話にウィリアム博士は言葉を失ってしまうのでした。


同じ日の夜、桃太郎の山小屋。

シェリーはオルガンを弾きながら

「らららーら らららら らーらー U・RA・ME・SI☆YA-ッ ららららー ららら ららーらー U・RA・ME・SI☆YA-ッ」

と歌を歌っていました。その横ではシェリーの演奏に合わせてアレキサンダーがギターをポロンポロンと鳴らしています。

桃太郎とべルナドットとコペルニクスは仲間の奏でる音楽を楽しんでいました。

シェリーとアレキサンダーは演奏を終えると観客たちにお辞儀をしました。観客たちは拍手を送りました。

「素晴らしい演奏でした。シェリーは本当に立派な音楽の先生です」

コペルニクスが言いました。

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