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ももレヴォ  ~桃太郎が世界に対し革命を目論むお話~  作者: 有限よしみ


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7-2

「今日は何して遊ぶ?」

シェリーがみんなに聞きました。

桃太郎はまだ少しだけ、夢の中で感じていた気持ちを引きずっていました。ですがそれをみんなに知られるのは恥ずかしいように思い、勇ましく胸を張ってみせ

「うむ。僕らは遊んでいるわけではない。人類を攻撃すべく着々と作戦を進めているのだ。コペルニクス、何か策を」

と言いました。

桃太郎に話を振られたコペルニクスは目を瞑ってクチバシをくいっと上げて考えを巡らせてから、

「敵を知り己を知れば百戦あやうからず」

と言いました。

「なるほど。もっともらしい言葉だ」

桃太郎は感心しました。

「さて、敵を知るというのは人類の情報を把握することに他ならないが、それはどのようにしたらいいのかな?」

桃太郎が再びみんなに問いかけると

「学校に行って勉強するのよ」

とシェリーが答えました。

「お金のないフルーツ少年の僕が学校に行くのはハードルが高い。では己を知る方はどうだろうか。僕は桃から生まれたのだ。だからきっと僕を産むほどの巨大な桃の木があるに違いない。これまで意識してなかったから気付かなかったが、きっと川の上流に素晴らしい桃園があるのだろう」

桃太郎は顎を撫でながら言いました。

シェリーはおもむろにオルガンを弾き始めました。

「らん、らん、らん、オーレ!らん、らん、らん、オーレ!」

シェリーは曲に合わせて歌いました。桃太郎の言葉をはぐらかそうとしたのです。

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