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シェリーは楽しそうに桃太郎たちの知らない曲を弾きました。それに合わせてアレキサンダーがギターを奏でました。
「これは素晴らしいですね」
とコペルニクスは瞳を閉じて音楽に聴き入りました。
べルナドットは疲れてしまってウトウトしています。
その時、山小屋から少し下ったところの山道を薪拾いの村人が歩いていました。
「あの奇妙な音はなんだ?桃太郎の山小屋のあたりだな…」
村人はつぶやくと山を足早に下りていきました。
山小屋の中、桃太郎はシェリーとアレキサンダーの演奏を聴きながら沢蟹の串を囲炉裏の端っこに刺しては焼いていきました。
シェリーとアレキサンダーの演奏が終わると桃太郎とコペルニクスが拍手しました。べルナドットはハッと顔を上げて
「ごはん?」
と言いました。
桃太郎と動物たちはお粥と沢蟹の串焼きを食べました。みんなが晩御飯を食べている間、シェリーはオルガンを弾いていました。
いつしか日も暮れて外はすっかり暗くなっています。囲炉裏の火に照らされて、壁に立てかけられた悪魔の名を持つ武器は静かに影を揺らしているのでした。
第6話 おわり




