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ももレヴォ  ~桃太郎が世界に対し革命を目論むお話~  作者: 有限よしみ


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6-7

桃太郎たちは小川に到着しました。さっそく桃太郎が水際にある石をバールを使って持ち上げると、そこには沢蟹たちがいました。こうしてみんなで沢蟹を捕まえて遊んだのです。

「こっちにもいるよ!」

とシェリーは沢蟹を見つけては仲間に教えました。

「きゃあああ!」

べルナドットが沢蟹に鼻を挟まれて悲鳴を上げました。みんな笑いました。

「ねえ、捕まえた蟹はどうするの?」

とシェリーが桃太郎に聞きました。

「焼いて食べる」

と桃太郎は答えました。

桃太郎たちが山小屋に帰るころにはすっかり夕暮れになっていました。

桃太郎が囲炉裏で沢蟹を串焼きにしている間、動物たちとシェリーはおしゃべりをしていました。

「ここから遠い遠い場所なの。地平線まである道を馬車で何日も歩いて、港について、大きな船で何日も海を進んで。もう陸地も見えなくなって見渡す限り海なのよ。本当にどこかにたどり着くのか、心配で怖かった」

シェリーがこの国までの旅行記をみんなに話しました。

「わたしのパパとママは立派な学者様なの。パパとママはこの国に学校を建てて、子供たちに勉強を教えてるんだよ!」

とシェリーは得意顔で言いました。そしてオルガンの前に座ると

「わたしは音楽の先生ね。みんなは生徒」

とオルガンの演奏を始めました。

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