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ももレヴォ  ~桃太郎が世界に対し革命を目論むお話~  作者: 有限よしみ


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6-5

再び、桃太郎一行。

桃太郎たちは山の頂上付近にある古く小さな祠に到着しました。

石を積み上げた台座の上に作り置かれた小さな祠はずいぶん古く、中に置かれたご神体の丸い鏡が隠されもせず外気にさらされています。そして祠の後ろには洞窟が口を開けており、暗闇から冷たい空気をゆるやかに吐き出していました。

「ここが鳥たちが噂している祠です。いかにも怪しげな感じがしますね」

とコペルニクスが言いました。

「後ろの洞窟に悪魔の武器が封印されているんだろう。これはハードな探索になりそうだ」

と桃太郎が言いました。

「なんだか薄気味悪いね。オバケでも出そうだよ、こわい」

とシェリーが言うと

「シェリー、お前さんに言われちゃ相手のオバケも納得いかないだろうよ」

とアレキサンダーが言いました。

べルナドットが祠の台座をクンクン嗅ぎながら台座の裏にまわり

「ねえ、これなんだろう?」

とみんなに聞きました。

みんなは台座の後ろに行ってべルナドットが見つけた物を確認しました。それは黒い鉄製の棒で、片方の先端がL字に曲がっています。そしてL字に曲がった先端と反対のまっすぐに伸びた先端、両端ともが二股に割れた奇妙な形をしていました。

コペルニクスが

「間違いありません。これこそが鳥たちが噂する悪魔の名を冠した恐るべき武器です。知恵者ソロモン王の力によりバビロンの湖に封印されし大いなる悪魔。その名は、バアル」

と厳かに言いました。

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