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ももレヴォ  ~桃太郎が世界に対し革命を目論むお話~  作者: 有限よしみ


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5-3

「ねえ、君は何て名前なの?」

べルナドットが幽霊少女に聞きました。

「わたしはシェリー。パパとママと一緒に、遠い国から来たの」

と幽霊少女のシェリーは自己紹介をしました。

桃太郎が

「お前のパパは学校の校長先生か?あのカラクリ人形の?」

と聞きました。

「そうよ」

とシェリーは答えました。

「シェリー。あなたはなぜそのような姿に?」

と今度はコペルニクスが聞きました。

「病気のせい」

とシェリーは表情を曇らせながら答えました。それを聞いて桃太郎はシェリーをかわいそうに思い、彼女に教えられた通りオルガンをドレミファソラシドと鳴らしました。

オルガンの音にシェリーは気を取り直したようにパッと顔をあげると

「そうよ、ドレミファソラシド。鍵盤の位置をしっかり覚えてね。ドミソーとかララシーとか弾いてメロディーを演奏するの」

とレクチャーを再開しました。

それからしばらく、桃太郎はシェリーに教えられながらオルガンの練習をしました。

「疲れたから、ちょっと休憩」

桃太郎はオルガンを止めて寝転がりました。

「じょうずじょうず。練習したら、曲も演奏できるようになりますからね。こんなふうに」

シェリーはオルガンの前に座ると、きれいなメロディーを演奏してみんなに聞かせました。

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