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ももレヴォ  ~桃太郎が世界に対し革命を目論むお話~  作者: 有限よしみ


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4-3

桃太郎たちは力を合わせてオルガンとギターを外まで運び荷台に乗せました。

「上出来だ。これで軍資金調達と人類の教育施設への攻撃が同時にかなったというわけだ」

と桃太郎は成果が上がったことをよろこびました。

そして彼らが荷台を引いて学校から立ち去ろうとした、その時でした。

「待て、泥棒たちめ!」

強い光が桃太郎たちを照らしました。その光は大きな人影、それこそ桃太郎の背の高さの倍もある大きな人影の頭の部分から放たれています。その人影の両肩あたりから、白い煙がプシューッと噴き出しました。

「うわあ、なんだあれは!」

桃太郎は驚いて叫びました。桃太郎だけではありません。動物たちもびっくりして口をあんぐりと開けて大きな影を見つめました。

月明かりに照らされたそれは、丈夫な木と鉄を繋ぎ合わせて作られた、鎧武者のような形状の大きなカラクリ人形だったのです。

カラクリ人形から再び声がしました。

「私はこの学校の校長であるウィリアム博士である。そしてこれは私が作った巨大カラクリ人形、蒸気機動武者フランケンシュタインだ!学校の備品を盗む悪党どもをやっつけてやる!」

それは学校校長のウィリアム博士の声でした。からくり人形の中の操縦席、褐色の肌のウィリアム博士は目の前の何本もある操縦バーを器用に動かしてカラクリ人形を操縦しました。

フランケンシュタインは桃太郎たちに向かって、スカートのような形の足元から蒸気を噴出しながら大地を滑るようにして突進してきました。

「怖い!」

ベルナドットは悲鳴を上げました。

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