↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ももレヴォ  ~桃太郎が世界に対し革命を目論むお話~  作者: 有限よしみ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
185/244

20-8

盗賊の目にはベルナドットの後ろに現れた大蛇の胴体がなんなのかわかりませんでした。ですが上を見てアレキサンダーの後ろのラミアを見つけ、正面を見て、もう一度上を見て、全体の姿を確認してから

「蛇女・・・」

と言葉を漏らしました。

「わん!」

ベルナドットがひとつ、吠えました。

盗賊は障子を閉めました。そして盗賊仲間を振り返りました。

「化け物、蛇女がいる・・・おお、お前は誰だ?」

いつのまにか、見慣れない山伏姿の男が紛れ込んでいました。ナクラです。ナクラは盗賊達の食事をつまみ食いしています。

「俺か?俺は鬼だ」

ナクラは頭巾を脱ぎました。彼の頭にある角を見て、盗賊達は

「鬼!」

と息をのみました。

さらに。次の瞬間、桃太郎扮するピーチ・ザ・セカンドがお腹を上に向けた逆四つん這いで廃寺に飛び込んできたのです。

「きゃあああああ!」

盗賊達は悲鳴を上げて身を寄せ合いました。盗賊達だけではありません。いつのまにかそこにいたシェリーも桃太郎の異様な登場に

「きゃあああああ!」

と悲鳴を上げました。

桃太郎は苦しげな逆四つん這いのまま

「ポルターガイスト、カモーン!」

と叫びました。すると廃寺の中が地震のようにガタガタと揺れたのです。当然それはシェリーの仕事でした。

桃太郎は体を起こすと、白目を剥きながら

「ギブミー、ビタミーン!」

と大声を発しました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。