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ももレヴォ  ~桃太郎が世界に対し革命を目論むお話~  作者: 有限よしみ


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20-3

「ほら見ろ、犯人はそこにいる。僕は完全なる無実なのだ」

桃太郎が言いました。

「桃ちゃんったら、可愛い猫ちゃんを疑うなんてドブみたいだわ。・・・こんにちは猫ちゃん。わたしはシェリー。あなたは人間の手拭いなんか盗んでいないわよね?」

シェリーが猫に問いかけました。猫はシェリーを見つめ、

「こんにちは。僕の名前はバントライン。手拭いは人間から一時的に無許可で拝借しているに過ぎません」

と言いました。

シャリーは少し迷いましたが、みんなを振り向いて

「無罪」

と言いました。

猫のバントラインは桃太郎たちに

「あー、実に困ったなー。僕たちを助けてくれる心優しい存在はないものだろうか。困ったなー、困ったなー」

と気怠そうに言いました。

「そこに人間たちから物を盗むドブ行為のド畜生がいるぞ」

桃太郎がシェリーに言いましたが、シェリーはそれを無視してバントラインに

「ねえ、何を困っているの?」

と尋ねました。

「よくぞ聞いてくださいました幽霊のお嬢さん。このあたりに住んでいる猫たちは夜になると山の中にある廃寺で秘密の集会をするのです。しかし最近になり、よそから来た人間が廃寺を占拠してしまいまして、僕たちは行き場をなくしました。このような悲劇があって良いものでしょうか?」

バントラインは言いました。

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