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夕暮れ、山小屋の中。
桃太郎たちは囲炉裏を囲って饅頭やお粥を準備しました。そして、みんなに酒の杯が準備されました。
桃太郎が杯を上げ
「我ら四人、兄弟の契りを結び、心を同じくして助け合うことを誓う。同じ日に生まれ得ずとも、同じ日に死ぬことを願わん!」
と口上を述べました。そしてみんなでお酒を飲みました。
「ねえ、ご飯たべていい?いい?」
べルナドットは尻尾を振ってお粥に鼻を近づけましたが
「あちっ!」
と熱さにビックリしました。
「あわてなさんな、ふーふーしてあげよう」
桃太郎がお粥をふーふーと冷やしてあげたので、今度はべルナドットも安心して食べる事が出来ました。
「さて、私たちはこれからいったいどうしましょうか?」
コペルニクスが桃太郎に聞きました。
「こちらは少数だ。ゲリラ先鋒で敵の戦力をそぎながら少しずつ勢力を拡大していくのだ。いや、軍資金を集めるのが先か?」
と桃太郎は首をひねって考えました。
アレキサンダーが
「資金集めか。だったら、最近都のはずれにできた学校ってところから金目の物を頂こうじゃないか。なんでも外国から来た学者先生が、大陸の珍しい物をたくさん持ってきたってもっぱらの噂さ」
と言いました。それは大陸からやって来た外国人の学者が幕府の許可を得て建てた学校の事でした。桃太郎たちの住む国では、新しい技術や道具は大陸から取り寄せるのが当たり前の方法だったのです。
「おや、ずいぶんと情報通なのですね」
とコペルニクスが言うと、アレキサンダーは得意そうに歯を剥いてニヤリとしました。




