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ももレヴォ  ~桃太郎が世界に対し革命を目論むお話~  作者: 有限よしみ


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19-16

「本日はフルーツのご加護のもと婚約式を挙げることができました。フルーツよ、末永く二人をお守りください」

との桃太郎の言葉で婚約式は終了しました。

「おめでとー!」

シェリーは目をウルウルさせながら二人の愛の誓いに拍手を送りました。動物たちも一緒に拍手しました。ラミアは彼らにゆっくりお上品なお辞儀で応えました。

「うむ。まさか婚約者を得ることになるとは思わなかった」

ナクラは小声で桃太郎に言いました。

「ナクラの暴走の結果だ」

桃太郎も小声になりながら言い返しました。

「俺は頭領の息子だから、勝手に婚約とかしたらいろいろ問題が出るんじゃなかろうか」

「駆け落ちでもする?」

「簡単に言うなよ。どこに駆け落ちするのさ」

「そん時は僕たちで人間からも鬼からも独立したナチュラル帝国を建国するのだ」

桃太郎とナクラがこそこそ話している間、ラミア、そしてシェリーとベルナドットとコペルニクスはアレキサンダーの奏でる陽気なギターに合わせて楽しく踊り始めました。

一曲踊り終わった後、ラミアが

「そうだ。これ、もういらない」

と胸にかけてあった丸い鏡を外すと神社の奥の依り代を飾る棚に置きました。その瞬間、ボンッとラミアは白い煙に包まれました。そして、全く変わらない姿でそこにいました。

「あれ?ラミアは鏡を外しても姿が変わらないんだねえ」

と桃太郎が言いました。

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