表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ももレヴォ  ~桃太郎が世界に対し革命を目論むお話~  作者: 有限よしみ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
166/177

19-9

「なあ桃太郎。村人は蛇の妖怪と言ったが、もしかしたら妖怪じゃなくて蛇神様の一族じゃないだろうか」

ナクラが火打ち石で火を起こしながら言いました。

「蛇神様?」

桃太郎が聞き返しました。

「そう。妖怪と神様の区別など難しいのだが、蛇で妖術を使うような者は蛇神様の一族だと思う。長く生きて高い霊力を持つ、本当に神様として祭られるような者たちだ。もし本当に蛇神様の一族の者だとしたら、カエルやタヌキのような簡単なわけにはいかないぞ」

「そうか。ついに僕たちは神様にも反逆を試みるというわけだね。俺の手に悪魔の名の武器があるのも運命と言える」

「桃太郎、あまり不吉なことを言うもんじゃ無いよ」

「蛇ってフルーツを食べるのかしら?」

ナクラはあきれ顔をしました。桃太郎はナクラにおどけてウィンクしてみせました。


日は暮れてすっかり辺りは暗くなっていました。

拝殿の中、晩ご飯を食べ終えた桃太郎たちはアレキサンダーのギターとシェリーの歌を楽しんでいるところでした。

行燈に明かりを頼りに桃太郎たちがわいわい騒いでいると

「楽しそうじゃな」

と拝殿の奥から女の声がしました。声につられて桃太郎たちが振り返えると、そこに一人の少女がいました。年の頃は桃太郎やナクラと同じくらいに見えます。着物姿でつややかに輝く長い黒髪、大きな瞳、白い肌。そして、着物の裾から出ていたのは二本の足では無く、太くて長いヘビの胴体でした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ