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ももレヴォ  ~桃太郎が世界に対し革命を目論むお話~  作者: 有限よしみ


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19-8

アレキサンダーは桃太郎の袖を引っ張りながら

「桃ちゃん、お株を奪われてるぜ」

と歯を剥いてニヤリとしました。

桃太郎はシェリーがキイナと楽しそうにおしゃべりする様子を見て思わず笑顔になりました。そして、キイナの後ろで彼女の両親が心配そうにしているのを目にすると、目を細めて少しだけ寂しそうな表情を見せました。

ベルナドットが桃太郎の手をペロペロとなめてくれました。桃太郎はベルナドットのおでこを撫でて

「ありがとう」

と小さな声で言いました。


桃太郎たちは葦名の案内で村から奥の山に少し上ったところにある小さな神社に案内されました。

「蛇の妖怪は夜になるとここにやってくるのです。桃太郎さん、みなさん。ご武運を」

と葦名は山を下りて行きました。

「蛇ですって。僕怖い」

べルナドットが言いました。

シェリーはべルナドットの頭を撫でながら

「大丈夫よ。みんなで力を合わせてやっつけるの」

と言いました。

桃太郎とナクラは神社前の空き地で焚火の準備を始めました。コペルニクスは神社の屋根にうずくまってひなたぼっこ、アレキサンダーは神社拝殿の階段に腰掛けギターを奏でています。

「たーッ!」

シェリーはべルナドットと棒投げで遊びました。

「わーい!」

べルナドットは大喜びで走って棒を取ってきてはシェリーに返しました。

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