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ももレヴォ  ~桃太郎が世界に対し革命を目論むお話~  作者: 有限よしみ


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18-3

桃太郎たちがお店や民家の並ぶ通りを進みました。建物が途切れ広場になったところで子供たちが遊んでいました。子供たちは二つのチームに分かれて、拳ほどの大きさの木の毬を、棒でお互いの陣地に打ち返しています。

「ぎっちょう、だな」

桃太郎が言いました。

「学校の子たちもやってたよ。棒で毬を叩いて相手の陣地に入れるんでしょう?わたしも元気になったらやってみたい」

シェリーがいいました。

ぎっちょうで遊んでいる子供達の近くで、女の子が一人、手毬をついて遊んでいます。

「あずきまんまたべた あずきまんまたべた」

シェリーより少し年下らしいその女の子は歌いながら手毬をついていました。そこを通りかかった役人の男が

「お千代、今なんと言った?」

と怖い顔で手毬の女の子・お千代の肩をつかみました。

お千代はびくっとして固まりました。取り損ねた手毬が桃太郎の足下に転がってきました。

「あずきまんまを食べたのか?」

男はお千代の顔を覗き込みます。お千代は口をつぐんで答えません。

奥方がシェリーのそばにすっと現れ、耳元で何かをささやきました。途端に、シェリーが血相を変えてお千代を問い詰める男に飛びかかり

「URAMESI☆YA―ッ!」

とポルターガイストをお腹に打ち込みました。

「うああああっ!」

男が叫びながらお腹を抱えて地面に寝転びました。

「おお、シェリーが人類に奇襲攻撃を仕掛けたぞ!?」

桃太郎は戸惑いました。

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