表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ももレヴォ  ~桃太郎が世界に対し革命を目論むお話~  作者: 有限よしみ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
120/177

15-12

「どうしたんだべルナドット?」

桃太郎が聞きました。

「遠くで犬仲間が遠吠えしてる。だから僕も遠吠え」

みんなで耳を澄ましてみました。たしかに遠くから犬の遠吠えが聞こえてきます。

「本当だ。遠吠えでなんて言ってるんだろうね」

桃太郎はまたべルナドットに聞きました。

べルナドットは

「うおおおおおおおおおん!」

と一つ遠吠えをしてから

「家族とか仲間に伝えようとしてるんだ。僕はここにいる、って」

と説明しました。

「そっか。じゃあその犬が早く家族や仲間と会えたらいいね」

と桃太郎は言いました。みんな同じ気持ちで遠吠えを聞いていました。

犬の遠吠えも聞こえなくなると、勉三はテキパキとムシロを敷いて寝どこを準備しました。

みんなで横になって眠りました。   

勉三の宿の外、月明かりの下。幽霊の女性・奥方が両手を合わせてお祈りをしていました。

宿の戸をすり抜けて出て来たシェリーが

「遠吠えのワンちゃん、仲間に会えたかな」

と尋ねました。

「ええ。きっと」

と奥方は言いました。

お月様は静かに、世界を照らしていました。




第15話 おわり

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ