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ももレヴォ  ~桃太郎が世界に対し革命を目論むお話~  作者: 有限よしみ


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15-9

シェリーは口を尖らせながらコペルニクスを抱えて桃太郎たちから数歩離れた場所に移動して、二人でコソコソ話をしました。

「かわいいって言ったよ。コぺちゃん、今のどれくらい?」

「弱です」

「弱かぁ。桃ちゃんったら、ちょっと隙をみせたらプロポーズしてくるのね。油断ならないわ」

「ラブはいつでもビューティホーです。かといって弱程度で軽々と恋に落ちてはなりません」

「もちろんよ。強プロポーズ以外はおよびじゃないわ。ごめんあそばせ!」

「その意気です」

シェリーとコペルニクスが恋話で盛り上がる間に他のメンバーは今夜の寝床の相談をしました。

「うまいこと宿屋があった。寝泊まりするだけなら人目にもつかないだろう」

桃太郎は宿屋に泊まることを提案しました。

「今晩泊めてくださいな」

桃太郎は宿屋の戸を叩きました。

宿屋の中では宿の主人の勉三べんぞうは囲炉裏で魚を焼きながらお酒をチビチビとお酒を飲んでいるところでした。

「おれんところは半年近くも客が来ねえんでくさっていたところなんだ」

勉三は言いました。そして勉三は久しぶりに来たお客を見て少し驚きました。

「動物と一緒のお客ははじめてだ」

「こいつらは僕らの友達なんです。一緒にいいでしょうか?」

桃太郎は聞きました。

「いいよ」

勉三は案外軽く許可しました。

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