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ももレヴォ  ~桃太郎が世界に対し革命を目論むお話~  作者: 有限よしみ


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15-7

内陸の街道。ここでも雨が降っていました。

桃太郎たちは山の中のさびれたお堂で雨宿りをしていました。

「やれやれ。カエル妖怪のビスマルクが仕事でもしたのかな」

桃太郎が雨を眺めながら言いました。

「ただの雨だろう」

と横にいるナクラが答えました。

その背後でシェリーがべルナドットの頭を撫でくりまわしながら鼻先に顔を近づけて

「ぷっぷっぷー。ぷっぷっぷー」

と意味のない言葉を言っています。べルナドットは嬉しそうに

「えへへ」

と笑いました。

「あ、カタツムリです」

コペルニクスがお堂のすぐそばの葉っぱの上にカタツムリがいるのを見つけました。

シェリーはべルナドットを撫でるのを止めてカタツムリを珍しそうに眺めました。

「急いで行きたいけど雨に濡れて風邪ひいてもこまるしなぁ」

桃太郎はお堂の中にゴロンと寝転がりました。

「フルーツも風邪ひくのか?」

ナクラがからかいました。

桃太郎は唇を尖らせて

「ぶーっ」

と不満気に言いました。

アレキサンダーはギターケースを撫でながら

「ギターが濡れるのは嫌だぜ。このケースを防水にできないものだろうか」

と言いました。

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