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桃太郎の道案内で、桃太郎と動物たちは山を真ん中よりももう少し上まで登りました。コペルニクスはべルナドットの背中に乗せてもらっています。彼らはこの短時間ですっかり仲良しになっていたのです。
「ここだよ」
桃太郎が指さした先に山小屋がありました。
この頃にはもうすっかりお日様も傾いて夕焼けになっています。山小屋は大きさの違う丸太や木の枝を雑に組み合わせて建てられた粗末な作りではありましたが、それなりに広くしっかり雨風もしのげるものでした。
桃太郎は慣れた様子で入り口に掛けたムシロを上げて
「みんなもどうぞ」
と動物たちを招き入れました。
山小屋の床は土がむき出しで床など張られていません。真ん中にある囲炉裏のまわりにムシロが数枚敷かれていました。
「ここはお前さんの家なのか?」
アレキサンダーが桃太郎に聞きました。
「僕の秘密基地。元はきこりの小屋だったみたい。僕が仕事の時に寝泊まりしてるんだ」
と桃太郎は答えました。
「なんのお仕事してるの?」
と今度はべルナドットが聞きました。
「狩りとか山賊退治とか。たまに町の方まで行って兵法者と勝負して駄賃もらったりもするんだ」
と桃太郎は剣を振る真似をして見せながら言いました。




