表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゆっくり話して/婚約者の死刑待ち  作者: 香詠 Koei
第二章 愛され女になった
17/70

第17話:参謀役の作戦会議

モランお爺ちゃんとお婆ちゃんは、寝る前に、今日一日の進捗を振り返っていた。


「あんたの方の首尾はどうだい?」と、お婆ちゃんが先に尋ねた。


「若いのは、ようやく素直に認めよったわい。後はもう、あの若いのの腕次第じゃ。……そっちはどうじゃ?」


「こっちも、私が根掘り葉掘り問い詰めたら、あの小娘もようやく音をあげたよ」


「……わしらがこんなことをしたのが、はたして正解だったのかは、わからんな。なにしろフィーちゃんは、短い目で見ればここは安全でも、いつかは必ずここを離れねばならん。その時、あの餡ちゃんが、それに耐えられるかどうか」


これを聞くと、お婆ちゃんはしばし考え込んでから、言った。


「こんな時代さ、明日どうなるか、誰にもわからないんだよ。もし今日、幸せになれるなら、それに精一杯浸ればいいんだよ。世界の終わりが明日来ようと、関係ないじゃないか」


お爺ちゃんは、その言葉に深く頷き、同意を示した。それから、そっと、自分の妻を抱き寄せる。彼らにとって、愛する人と共に生きていることこそが、何よりの幸せなのだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
My Page
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ