page.16 感情の戦士
キキ国へと向かうため、ブレイブ ライア セレーナ ラーボ ティターニアはソンナ村を離れることにした。次への場所へ期待と不安を抱えていた。ラーボは食事の楽しみ。セレーナとティターニアは移動手段を見つけることができるか。ブレイブとライアはソンナ村を全焼させた未知のモンスターとの遭遇の不安を。
さぁどうなる?
ラーボ「あ!あれじゃないですか!?キキ国!」
ラーボが指差した先に海に囲まれたキキ国であった。キキ国は海に孤立した島を国に変えており、他の島との移動は大きな橋を数本設置してそこを通るのだ。
セレーナ「敵っていう敵は現れなかったわね」
ティターニア「ずっと気を張っていて少し疲れました…」
ティターニアは心労もあるが、元々こういう長距離移動を自分の足でするような風貌ではなく、体力の限界が近かったのだ。
ライア「さっさと入国して休憩といこうぜ」
番兵「入国料を5人分頂戴する」
ライア「入国料~?なんでだよ」
番兵「当たり前だろう。観光地としても有名なんだ、チンピラの足切りとしての意味もある」
ブレイブ「従っておこう」
ブレイブは5人分の料金を払った。番兵は1枚ずつ確認して不正していないか念入りだった。
番兵「よし通れ」
番兵は5人分の入国チケットを発行して手渡した。
ライア「ちっボッタクリかよ」
ブレイブ「そういうものだ、こういう資金で成り立つ景色かもしれない」
キキ国は清潔感のある綺麗な国だった。橋を渡りきった後、門番がいてチケットをみせてようやく入国できた。
大きな門が開いた先にすぐに目がいったのは屋台や市場が無数に並んでいたことだ。
ティターニア「わあ!なんて活気があるんでしょう!」
セレーナ「どれも目を引くわね~」
ラーボ「お魚お魚!!」
3人は目の前の光景に目を奪われた。
セレーナ「ねぇ、ブレイブ ちょっとここら辺寄ってても大丈夫?その後で情報集めるから」
ブレイブ「わかった 落ち合う場所は…あそこの大きな噴水の下にしよう」
ブレイブが指差したのはキキ国の名所の1つのふんすであった。
セレーナ「わかった!」
ブレイブとライアは少し歩き周りを見渡した。
ライア「この国は平和だな 多少の犯罪はあるかもしれないが大量死傷なんて起きることなんてないんだろうな」
ブレイブ「そうかもしれないな…俺たちみたいなのが普通じゃないんだ」
ライア「早く終わらせたいな…おっちょっとあのbarに寄っていかないか?」
ライアは道沿いにある賑わっているbarに行こうとブレイブを誘ったが断られた。なんでも人混みは苦手だとか。
ライア「付き合いわりーなっ、空いてるカウンター見っけ!」
ライアは少しふて腐れながらbarを歩いていた。ちょうど1席カウンターが開いておりそこへ向かった。人が多くその間を縫うように進んだ。後少しのところで何かとぶつかった。
ライア「あいてっ!!」
ライアは腰下辺りからなるでコンクリートの壁に思いっきりぶつかったかのような痛みを覚えた。ライアはその場で止まったが何が当たったのか見当がつかなかった。
???「わりーなノッポ」
ライアは誰かに声をかけられた気がした。声の向かう先は自分だと感じたが周りを見渡しても誰も自分に興味はなさそうだった。
ライア「どっから声が…」
人混みもだが声も無数に飛び交うため混乱した。
???「下を見てみろよ!」
ライア「ん?」
ライアは声の主が自分の目の前にいることに気づいた。目の前といっても目線をだいぶ下に下ろしたが。
そこには身長が大きく見積もっても150cmもないような小柄な男がいた。だが、それより目を引くのは頭だ。髪型がリーゼントになっており、ライアにとって初めてお目にかかる髪型だ。身長低い変な髪型に思わずライアは笑ってしまった。
ライア「っぷは!なんだその変わった頭はっ!それに可愛い体格だ…」
話している瞬間、ライアの目線がそのリーゼント頭と同じ位置になった。リーゼント頭が大きくなった?いや、ライアがリーゼント頭の位置に下げられたのだ。
ライア「うっ…!」
ライアはリーゼント頭に胸ぐらを強く下に引かれた。
リーゼント頭「おぃ?俺の身長がなんだって?あぁ!?」
まるで、鬼の形相かのような威圧感に思わずライアはビビってしまった。
ライア「(やべぇ殺られる…!!)」
プロフィール
ライア・プラゾール(26)
スキル:アブソリュート・ウォール
盾を生成することができる。大きさや強度は決めることができるが一度に出せる数や大きさなどに制限がある。
パワー:B スピード:C 間合い:C スタミナ:B 防御:A




