やめろォ!(建前) やめろォ!!(本音)
どうも皆さん、お久しぶりです。
小説執筆師の平野源五郎と申します。
この作品の執筆も随分と久しぶりですね。
すいません許してください!何d(ry
とりあえず待つ事十数分、周りの冒険者から『一対多の時に腕が千本ぐらいに見える程の高速でデコピンを放てるって本当ですか?!』とか『魔鉄製のロングソードを指先一つでおしゃかにしたってこマ?!』とか矢継ぎ早に質問が飛んできて、なんかそれはそれでいい暇つぶしになってんな(質問に答えたとは言ってない)と思ってると、さっきのギルドの受付のお姉さんがゆる~っと現れた。
なんでも討伐による賞金は『王都で公爵の次ぐらいに大きな邸宅が建てれますよぉ』ってぐらいの額になるとかなんとか。(別に王都に居を構えるつもりは)ないです。そして、二日以内に今寝泊まりしている宿に使者を送るので宿を教えてくださいという話のいい落としどころさんが出てきたので、鈍色亭に泊まりつつウェイター兼調理担当してますって伝えておいた。一人三役とかウッソだろ俺ェ!
んで結局コ↑コ↓だと額が額なだけに渡せないというかついでなので王城で授与式やるついでに褒賞も含めて渡したいとの事らしく、何故かギルドカードを預かりますと言うので渡して帰ってきた……
ってのが昨日の話。
そしてただいま朝の恐らく九時頃。鈍色亭の食事専用スペースに陣取っているのは、ご存じ近衛兵師団団長様でござる。まんじりともせず座ってらっしゃるでござる。他の食事してる人の手が無駄に止まるからやめてほしい。というか異様な状況にドン引いてそそくさといつもより少ない量しか食わずに出ていこうとしてる客すらいる始末。これはもう軽い営業妨害じゃなかろうか。
「何してんスかね?」
「……ようやく昨日、君の居場所を知り得たのでね。来て顔を確認するのがそんなにおかしいかな?」
……なんだこのオッサン(激怒)
「周り見てくれます? 見てくださいよこの手の止まった集団をさぁ。メシ食うスペースに座ってんのにメシ食わねぇっておかしいだろそれよぉ? 大事に調理したの出して常連客掴む為に丁寧に接客してんだよなぁこっちもなぁ!? どうしてくれんだよオラァ!」
「す、すいません…」
「すいませんじゃなくてよなぁ! オラお前ちょっと待ってろ!」
…周りでひそひそと『アイツ近衛兵師団団長に喧嘩売ってる…さすが』って言われてるけど、さすがってなんですかね(困惑)
まぁそれはそうと、その席に座ってんだから食えよって話なワケで、とりあえずこの店で一人頭の平均量をテーブルに持ってきてやったぜ。
「全部食え」
「え?」
「全部食え」
「いや、あの…」
「全部食えって言ってんの。ね? 分かる? 全部食えって言ってんだよォ!」
お残しは許しまへん。ちなみに肉の量は軽く5キロ超えてるゾ。ココの客食いスギィ! 自分、ツッコミいいっすか?
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「よし食ったな。カエレ!」
のちに何故か『近衛兵師団団長を、一人なのに物量で破った男』という意味の分からない二つ名が出てき始めるのはもう少し先のお話だとかなんとか。




