第3章22話
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俺はDランクダンジョン群の門へと向かい。
門番にカードを見せお目当てのDランクダンジョンへ向かった。
今回はオークダンジョンだ。
ん?何故かって?
今朝、タケシさんに
「オークは美味いぞ。あんな醜い面なのに味は1級品だ」
って言われたからだ。
今回はドロップ品が出てもギルドには卸さずフェニックスの宿り木に全部卸す予定だ。
それ用にちゃんと粗めの布も用意してある。
「っと今回のダンジョンは洞窟タイプか。」
Dランクダンジョンは5~15階層タイプだ。
前回のEランクウルフダンジョンはフィールドタイプだったが実は本当にイレギュラーでグレーターファイアウルフを倒した後コアが出てきた事自体に疑問を持ってなかったが。
本来はもう1層あったはずなんだ。
スライムダンジョンはあの落とし穴のある洞窟内の奥に階段があるっぽいな。
俺は罠に警戒しながら、今回は剣を優先で戦う事にする。
新しく覚えたライトニングボルトなんて密閉空間で使ったら俺も死ぬ。
だから使えるのはスキルも【零氷】だけだ。
俺はオークと戦う前に剣を抜き魔力を込めた。
ワブクさんが言っていた様に炎を剣が纏い始めた。
「おぉ、俺の厨2心をくすぐるぜ。あ、そういえば剣の名前は、」
ワブクさんに店から出る前に紙を貰った剣の名前が書いてあるらしい。
そこに書いてあったのは……
<牙炎剣>
そのまんまだった。
「まぁ、良いや。頼んだぞ牙炎剣!」
俺は洞窟内を進み始めた。
5分もしないうちにオーク2体が現れた。
体長180cm位の豚顔。まさにオーク中のオークだった。
俺は『身体強化』をかけて、魔力を込め。
牙炎剣で切り付けた。
「プギャーァァ!?」
うむ、香ばしい香りがする。
「俺の為に早く焼豚になりやがれー」
俺の頭の中には完全に食の事しかなかった。
1体を焦げ豚にしていると、もう1体が腕を床に叩きつけた。
「流石にランクが上がっただけあるな。」
たった一撃ではあったが床に罅が入っていた。
「ゴブリンやウルフには無理だろうな。」
そうまだここは1階層なのだから。
2体目も牙炎剣を使いヒットアンドアウェイで焦げ豚にした。
今回は魔石2つのみだった。
「いきなりは流石にないか。」
俺はそのまま探索していき。
初めて?落とし穴を含めないと初めての罠に遭遇した。
めっちゃ分かりやすく床に出っ張りが出てた。
「Cランク以上は職業シーフとかが居ないときついって言って居たが。何だかなぁ。」
そこに丁度オークが俺を見つけて走ってきた。
何の罠かは分からないが。
「『ロック』」
俺は石の礫を放ちその出っ張りを押した。
「「プギャーァァ」」
両壁から槍が飛び出してきて2匹のオークは串刺しになって。
粒子化した。
おー怖っ。
「気を付けないと。って何でだぁぁ」
そこにはきっちり肉と魔石が落ちていた。
俺が倒しても出てこないのにきっちり2匹とも出しやがって。
軽く悪態を着きながらも。
俺は肉を布で包みリュックに入れた。
もう少し奥へ進むと階段が現れた。
「よし、サクサク進むぞ!」
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