第2章23話
コーヒーを飲んでまったりしてると
「おーダンテの根の飲み物か。通なの飲んでるじゃねぇか」
シルムが起きてきた。
「シルムも飲むか?あ、後ここを引き払うから部屋を掃除しといてくれよ?」
「おお、頼むわー俺は顔を洗ってくるわ」
と軽い感じで返事して、裏手の井戸に向かっていった。
シルムは戻ってくると、徐ろに口を開いた。
「アロウはパーティーを組まないのか?」
そんな事を聞いて来る。
「んー今まで1人でやって来たからな。それと昔の事があってあんまりな。」
そう、本来であればそろそろ役割分担をして、ダンジョンに挑むのが正解なんだろう。
しかし、前世や今世で人の裏を見過ぎて俺は人を信じて命を任せるという事が難しい。
するとカルナは
「人を信じるのが怖いのですね?アロウ様怖さを克服しないと成長出来ませんよ?」
数千年は生きているだろうカルナからの言葉は俺の核心を着いていた。
やはり裏切られて信じてを繰り返して疲れていた。
しかもこの世界では命懸けの仕事をしてるのだ。
裏切られたら死ぬ可能性が高くなる。
そんな話をしていたら。
モジモジしていたヤミが口を開いた。
「ねぇ、アロウ君私達とパーティー組んで欲しかったんだけど……」
リールも
「私もアロウと冒険したい。」
シルムがニヤニヤしながら茶化し始める。
「良いじゃねぇか。嬢ちゃん達が勇気出したんだからアロウお前もしっかり答えてやれよ。」
なんて言ってくるので。
「シルムに聞きたいんだがランクが違う同士のパーティーってどうなるんだ?」
今までソロでやって来た俺は全く分からなかったのでシルムに聞くことにした。
「それは、1番ランクが高い奴のランクになるが。Bランクはギルドマスターの許可が居るが。リールの嬢ちゃんが居れば確実に通るだろうな。」
まぁ、リールは確実に俺より剣に関して上だ。
既にBランクの実力はある。
俺は悩んでいる。
2人は良い奴だ、信頼も置ける。でも女の子と深く関わった事が前世を含めて40年クラスになる俺には距離感が上手く掴めてないのだ。
「2人は、本当に俺で良いのか?ギルドの中でも評判もあまり良くないぞ?」
と言うと、2人は
「ううん。アロウ君が良いんだよ!」
「周りは、関係無い。」
と言ってくれた。
チョロい奴だと周りに言われても仕方ないと思いながら。
「なら、俺の方からも頼もうかな?是非俺とパーティーを組んで貰えないかな?」
「「もちろん!」」
俺達3人はパーティーを組むことになった。
その後は、カルナを含めた5人で屋敷を隅々まで掃除して戸締りをして。
鍵をしめ、俺達3人はギルドマスターに鍵を返却とパーティー結成の報告をギルドへする為に向かう事にする。
「アロウ様、私はエルフの里の帰りますね。また何か欲しい物や何かあれば連絡を下さいね。」
と言うと足元に魔術陣が現れ、手を振りながら転移してしまった。
「あれが噂の転移魔術か。ダンジョンの外で使えるとはエルフの魔術は物凄い進化してるな。」
とシルムが言うので俺は訂正した。
「あれが使えるのはカルナだけらしいよ。実質世界でただ1人の魔術だろうな。」
「ははっ、すげぇ人と縁を持てたもんだ。じゃあ俺は行くぜ。またなんかあればよろしくな。」
とシルムは手を振りながら去って行った。
「じゃあ俺達も行こうか。」
と俺達3人はギルドに向かいパーティー結成の報告と。
ギルドマスターに、屋敷の鍵を返却した。
ギルドマスターからは、パーティーランクはすぐにBの許可が出た。
やはりリールと直接対峙した事があるだけにすぐに許可が出た上に喜んでいた。
俺達はまだ拠点が無いので、フェニックスの宿り木に泊まる為に向かう事にした。
メイさんが居たので空き部屋を確認する。
2部屋しか空いてなかったが、2人部屋が2部屋だったのでそれでお願いする。
お金を払い荷物を置き俺達は食堂に向かう事した。
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