第2章20話
本日の更新はここまで!
Bランクダンジョンに初挑戦してから1週間が経った。
武器が無い為、俺は毎日クロウと一緒に鍛錬を行いつつ。
ダンジョンドロップ品の王級魔術を扱える様に勉強をしていた。
魔術とは決められた術式、属性、最低魔力量、現象の理解があれば扱える為。
魔術師の1番の武器は知識と言える。
エルフの里で教えて貰った勇者考案の魔術は、属性、魔力、条件付けと条件を少しいじるだけでも効果が変わる為。
俺は魔力をどう具象化する方法と考えていて。
魔法に近い物だと思っている。
昔は魔道具に寄る。転移魔術が存在してたという事は、条件付けの定義がある魔術が存在してた筈だ。
なのに衰退しているのは。
新興企業と言うのは嫌われるのはどちらの世界も変わらないらしい。
便利であればその知識、術式も扱うも多分条件付けの定義が昔ながらの魔術では理解出来ず。
邪魔になる前に潰してしまって魔道具が壊れ廃れてしまったのだろうと推測出来た。
「ふぁ〜眠い。現代科学丸ごと無視の王級は流石に厳しいな。」
なんてあくびをしながらゴチって居た。
最近は、リールやヤミにプリンをせがまれるが。
めんどくさくなりアメリにレシピを渡した。
俺としてはお菓子屋でも開いてくれれば前世の記憶の中にあるお菓子のレシピは全て渡そうと思っている。
この世界のお菓子は魔術や錬金術があるのに全く発展してない。
まさかのドライフルーツと砂糖菓子というラインナップ。
たまに干し芋ですら甘味とされている。
俺はそんな事を考えていると、
アメリが入って来た。
「アロウ様、ワブク武具店様から武器と防具が出来上がったと伝言を頂きました。」
やっと来たか。と
思い、俺はアメリにお礼を伝え。
すぐにワブク武具店へと向かった。
扉を開け声をかけた
「ワブクさん武器が出来上がったって?」
すると奥から出て来たワブクさんはニンマリ笑いながら。
「おう、小僧来たな。会心の出来だ。小僧の頼んだ武器はかなり大変だったけどな。ガハハ!防具やローブも弟が持ってきてるから全部揃ってるぜ!」
「ありがとうワブクさん。まずは武器の確認からさせてくれ。」
そう言うとワブクさんは双剣を取り出した。
「双剣焔だ。まぁ、流石に素材が良かったからな。バッチリだぜ」
俺は受け取り抜いて魔力を込めてみると。
前の雷牙や牙炎剣なんかとは比較にならない程魔力が通しやすく。
尚且つ剣に沿って炎が薄く展開されていた。
「かなりの炎の密度になっている。相手を切る時も焼き切る事も出来るようになるはずだ。剣自体にかなりの火耐性と魔術耐性が着いている。火に関してはほぼ無効に近いだろう。クリムゾンな亜竜なだけあるぜ。」
次に見せて貰ったのは、これはサプライズでリールにプレゼントしようと思ってた物だ。
彼女達は報酬を出すと言っても受け取らずほぼ無償でエミール達の警護をしてくれてる。
俺が彼女達に渡せていたのは食事だけなのはちょっとあれなので。
たまたま玉鋼の作り方を俺は知っていて前世で刀が好きで刀の打ち方も一通り調べていたので現役の鍛冶師のワブクさんに教えて作って貰ったのだ。
「この武器はかなり玄人向けの武器だな。横からの打撃に弱く斬撃特化の武器だな。こいつも同じく火の耐性と魔術耐性があるが。こいつは鞘から抜く時にある一定のスピードで抜くと炎の斬撃波が飛ばせる。こんな武器が出来るとは思わんかったわ。」
俺は説明を聞きながら満足してたが。
1つ気になった事があるので聞いてみた。
「ん?ワブクさんこいつの銘は?」
「ガハハ、小僧お前が作り方を材料合わせて俺に言ってきたんだ。お前さんが付けるのが筋だろう?」
なるほどと思い俺は刀を受け取った。
他にも色々、剣1本と防具やローブを受け取ったがローブと鎧は魔術耐性+火無効という素晴らしい能力が着いていた。
「小僧、今回の代金だが金貨400枚で良いか?」
俺の頭の中は?になっていた。
「ん?何の話だ?武器代金は事前に払っておいたから関係無いし。素材も少し卸したろ?その代金にしては高いぞ?」
「いや、その刀って武器は俺の工房で扱いたいと思う。だからそれを教えてくれた小僧には金を払おうと思ってな?」
俺はそこで思い付きを言ってみた。
「その金は全部スラムの子供達に何かしらの勉強する為のお金として寄付するよ。何なら孤児院とかでも良い。魔術書売ってる爺さんも青空教室やってるらしいしな。それの鍛冶版でも良いさ。俺達冒険者にとって鍛冶師は命を預ける武器の調整や作成を依頼するが如何せん少な過ぎる。そのうちワブクさんがパンクするだろうな。」
なんて笑いながら伝える。
するとワブクさんはガハハハハと笑い始めた。
「確かに最近、冒険者のランクの質が上がって来てやがる。この辺でまともに鍛冶師やってる連中は20人も居ない。すぐにパンクしちまうな。わかった有難く使わせてもらうぜ。」
俺はお礼を伝えて屋敷に戻るのだった。
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