第2章18話
2つ名って厨二病の方がよりかっこいい気がする。
〜屋敷にて〜
「ねぇ、リールちゃん?」
「ん?何?」
ヤミとリールはこれからどうするか話し合っていた。
「アロウ君とパーティー組めないかな?」
「ん?無理。組みたいけどランクが違い過ぎる。」
2人ははぁとため息をつく。
すると何かを閃いたとヤミが手を叩く。
「ならさ、まずは私達がパーティーを組んでCランクまで上がってそれからアロウ君にパーティーを申し込もうよ!」
リールは意味が分からず首を傾げる。
「パーティーならランクの差が1つなら1番上のランクがパーティーのランクになるから昇格試験を受けなくてもアロウ君と同じダンジョン入れるよ!パーティーで活動してると実績を積めば冒険者ランクも自動的に上がるから。試験も必要なくなるよ?」
と言うとリールは
「試験はめんどくさい。嫌い。ヤミ今すぐにCランクまで上がろう。」
「よーし、行くぞー!」
とヤミとリールはフンスと鼻息を荒くして屋敷を出て行くのであった。
それを見ていたカルナは
「アロウ様はモテモテですね、でも本人は一切気付いておりませんけどね。」
と微笑ましく2人を見送っていた。
2人はギルドに来ると、早速パーティー申請をしている最中に
絡まれる。これは何時もの事だ。
「おい嬢ちゃん達うちのパーティーに入れよ?」
リールは振り返ると不愉快と顔に出して。
「ん?いい。要らない」
そう答えて、興味を失くした様にそいつらの事は一切見ない。
「ふざけんじゃねぇぞ、てめぇらみてぇなメスガキ。奴隷にしてもいいんだぞ」
とケラケラ笑いながら言う男達。
リールがスキルで剣を抜こうとした時に。
「ん?誰が誰を奴隷にするって?あぁ?お前らギルドの中で揉めようとするって事は処罰されたいんだな?」
男の1人の肩をがっちり掴んでいたのはシルムだった。
リールはシルムを見て
「シルム邪魔、殺す」
とスキルを発動する。
シルムは焦りつつ、ヤミが書いていた紙をみて、
「リール嬢、ここは抑えな。ヤミのお嬢ちゃんとパーティーを組むんだろ?ここで問題を起こせばペナルティを食らうぞ。」
そう言うとリールはスキルを解除した。
「おいお前らこんな時間にギルド内でふざけたナンパしてるんだ。暇だろ。俺と一緒にAランクダンジョンに行こうか。」
こっそり逃げようとしていた冒険者達は肩をビクッとさせて逃げ出すがシルムは
「おいおい逃げるなんて冷てえじゃねぇか付き合えよ」
と5人全員を転がし、引きずっていく。
それを見た受付嬢は
「リールさん、ヤミさん大変失礼しました。ギルドマスターにも、報告しておきますので。えー今回はお二人共DランクなのでDランクパーティーとして登録します。人が増えたり変わった場合は報告はお願いします。」
「ん、わかった。」
「んじゃ今日はこの依頼でお願いします!」
2人は早速依頼書を出して依頼を受けてギルドを出て行った。
「“銀狐“と“漆黒の魔女“がパーティーを、組んだらしいぞ」
とギルド内はその話題で賑わっていく事になった。
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